青木人志
青木 人志(あおき ひとし、1961年 - )は、日本の法学者。元国立大学法人一橋大学理事・副学長、一橋大学大学院法学研究科教授。専門は比較法、動物法。「動物法の”父”」と呼ばれている。博士(法学)。
略歴
編集- 1961年 - 山梨県富士吉田市にて生まれる[1]
- 1980年 - 山梨県立富士河口湖高等学校卒業[1]
- 1984年 - 一橋大学法学部卒業(福田平ゼミナール)[1]
- 1989年 - 一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学[2]、指導教官村井敏邦[3]、日本学術振興会特別研究員[4]
- 1990年 - 一橋大学法学部助手[2]
- 1991年 - 関東学院大学法学部専任講師[2]
- 1995年 - 一橋大学大学院法学研究科助教授[4]
- 2002年 - 一橋大学大学院法学研究科教授[2]、博士(法学)[2]
- 2014年 - 一橋大学大学院法学研究科研究科長
- 2020年 - 国立大学法人一橋大学理事・副学長(教育担当)[5]
- 2024年 - 国立大学一橋大学学長補佐(学長特命(調査))[6]
社会的活動
編集著書
編集単著
編集- 『動物の比較法文化』(有斐閣、2002年、ISBN 978-4-641-02772-5)
- 『法と動物』(明石書店、2004年、ISBN 978-4-7503-1894-3)
- 『「大岡裁き」の法意識』(光文社新書、2005年、ISBN 978-4-334-03300-2)
- 『日本の動物法』(東京大学出版会、2009年、ISBN 978-4-13-063330-7)
- 『グラフィック法学入門』(新世社、2012年、ISBN 978-4-88384-184-4)
- 『判例の読み方 -- シッシー&ワッシーと学ぶ』(有斐閣、2017年)
共編著
編集- 『日本法への招待』(松本恒雄、三枝令子、橋本正博と共編)(有斐閣、初版・2003年、第2版・2006年、ISBN 4-641-12511-2)
- 『<戦争>のあとに―ヨーロッパの和解と寛容』(田中孝彦と共編)(勁草書房、2008年、ISBN 978-4-326-35142-8)
訳書
編集テレビ出演
編集- NHK「歴史は眠らない」 - 「裁判員制度への道」(2009年7月)
- テキスト - 『歴史は眠らない 2009年6・7月 智慧の結晶 お経巡礼/裁判員制度への道』(NHK出版、2009年、ISBN 978-4-14-189521-3)