静電誘導(せいでんゆうどう、Electrostatic induction)とは帯電した物体を電気伝導体に接近させることで、帯電した物体に近い側に、帯電した物体とは逆の極性の電荷が引き寄せられる現象。導体中を実際に電荷が移動することで引き起こされる。このとき、電荷は導体内の電位差を打ち消すように移動するため、導体内部は等電位となる。良く似た現象に誘電分極があり、こちらは誘電体の場合に起きる現象である。

1753年にジョン・キャントン(John Canton)が、帯電体に金属を近づけたときに発生することを発見。

用途

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誘導障害

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静電誘導により他の送電線や通信回線に電流が流れたり、人が刺激を受けたりする誘導障害が発生することがある。対策として静電シールドがある。

関連項目

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