高野鎮雄
髙野 鎮雄(たかの しずお、1923年8月18日 - 1992年1月19日)は、日本ビクターの元副社長。事業部長だった頃にVHSの開発を指揮し、「VHSの父」「ミスターVHS」と呼ばれる。1986年に副社長に就任した。
たかの しずお 高野 鎮雄 | |
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生誕 |
1923年8月18日 愛知県碧海郡依佐美村(現・安城市) |
死没 | 1992年1月19日(68歳没) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 浜松高等工業学校精密機械科(現・静岡大学工学部) |
職業 | 電子機械技術者、実業家 |
受賞 |
エミー賞 藍綬褒章 |
来歴・人物
編集愛知県碧海郡依佐美村(現・安城市)出身。旧制刈谷中学校(現・愛知県立刈谷高等学校)、浜松高等工業学校精密機械科(現・静岡大学工学部)を卒業[1]。
日本光学工業(現・ニコン)に入社後、応召。1946年、日本ビクターに入社[1]。
1986年6月、副社長に就任。エミー賞受賞。1989年、藍綬褒章受章[2]。
1992年1月19日、死去。68歳没。墓は刈谷市の昌福寺にある。
VHS開発の経緯はNHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」で2000年4月4日に放送された「窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇~」で紹介され、大きな反響を呼んだ。また、この記録を元に製作された、西田敏行の主演による映画『陽はまた昇る』が2002年に公開された。
脚注
編集- ^ a b “高野 鎮雄とは”. コトバンク. 2022年1月14日閲覧。
- ^ 夢と学びの科学体験館、2階。