魚見桜
魚見桜(うおみざくら)は、大分県速見郡日出町豊岡5389[1]にあるヤマザクラの一本桜。「城内邸の桜」として日出町の天然記念物に指定されており[2]、おおいた遺産にも選定されている[3]。
魚見桜 | |
---|---|
2004年3月16日撮影 | |
所在地 | 大分県速見郡日出町豊岡5389 |
座標 | 北緯33度22分11.8秒 東経131度30分26.6秒 / 北緯33.369944度 東経131.507389度座標: 北緯33度22分11.8秒 東経131度30分26.6秒 / 北緯33.369944度 東経131.507389度 |
樹種 | ヤマザクラ (Cerasus jamasakura) |
管理者 | 日出町指定文化財(天然記念物) |
ウェブサイト | 魚見桜 |
特徴
編集江戸時代に辻間村大庄屋を務めた城内氏の屋敷跡地に植えられている推定樹齢400年以上の桜の古木である[1]。かつて漁師がこの木の花の咲き具合を見て漁期を定めたことから、魚見桜と名付けられた[4][5]。旧庄屋屋敷内にあるため庄屋の桜とも呼ばれ、彼岸の頃に咲くことから彼岸桜とも呼ばれる[2]。
樹勢の衰えにより親木は2012年から花を付けなくなり、かつて開催されていた魚見桜まつりも2013年から中止されていた[6]。しかし、親木の根元から伸びた新芽(ひこばえ)や、周囲に育った2世の木が花をつけており[5]、2018年には6年ぶりに桜まつりが開催される[7]。
交通
編集脚注
編集- ^ a b “語り継ぐ文化財” (PDF). 広報ひじ (日出町) (377): 5. (2005年10月号) 2018年3月11日閲覧。.
- ^ 梅木秀徳・神足博美著、おおいた遺産活性化委員会監修 『おおいた遺産』 大分合同新聞社、2015年
- ^ “春色の競演 日出町の魚見桜見頃”. 大分合同新聞. (2017年3月19日) 2018年3月11日閲覧。
- ^ a b “魚見桜“新たな命”満開 日出町豊岡、今月末まで見頃”. 大分合同新(47NEWS). (2015年3月22日). オリジナルの2015年7月15日時点におけるアーカイブ。 2018年3月11日閲覧。
- ^ 【中止】魚見桜まつり iナビおおいた
- ^ “待ってたよ、魚見桜 6年ぶりに「まつり」復活”. 大分合同新聞. (2018年3月9日) 2018年3月11日閲覧。
- ^ a b “2018魚見桜まつり”. ひじウォッチ!日出町観光情報サイト. 日出町 (2018年2月28日). 2018年3月11日閲覧。
外部リンク
編集- 魚見桜 ひじナビ(日出町観光協会)