.deドイツ国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)。DENICDeutsches Network Information Center)が管轄している。.uk同様セカンドレベルドメインはない。「de」という国名コードはISO 3166-1で決まったもので、ドイツ語でドイツを意味する「Deutschland」の最初の二文字から取られている。

.de
ドイツの旗
施行 1986年
TLDの種類 国別コードトップレベルドメイン
現在の状態 利用可
管理団体 DENIC
利用地域 ドイツに関連する団体・個人
使用状況 ドイツでは非常によく使われている。
登録の制限 管理者への連絡先がドイツ国内にある必要がある。
階層構造 第二レベルに直接行われる。
紛争解決方針 DISPUTE-Entries
ウェブサイト denic.de
テンプレートを表示

.deはもともと旧西ドイツのトップレベルドメインとして使用が始まったが、1989年以降は旧東ドイツ地域でも使用されるようになった。ドイツ民主共和国(東ドイツ)の国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)は本来.ddが割り当てられる予定だったが、1990年のドイツ再統一で東ドイツがなくなったため使用されることはなく、.ddもルートサーバに追加されることは無かった。このため、ドイツの国別コードトップレベルドメインとして実際に存在したのは.deのみである。

.deは、2024年11月現在も.cn中華人民共和国)に次いで二番目に登録数の多い国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)で、トップレベルドメイン(TLD)では.com.cnに次ぎ三番目に登録数が多い[1][2]。最初に.deドメインが登録された場所はドルトムント工科大学で、「uni-dortmund.de」が最初に登録された.deドメインだった。

国際化ドメイン名での登録も可能であるため、ウムラウトなどドイツ語で使われるダイアクリティカルマークの含まれるドメイン名も登録できる[3]

脚注

編集
  1. ^ Statistical Reports by CNNIC
  2. ^ Statistics - DENIC eG by DENIC
  3. ^ IDN character list”. DENIC (2004年3月1日). 2006年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月13日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集
  NODES