CITY

南海電気鉄道のショッピングセンターブランド

CITY(シティ)は、南海グループショッピングセンターブランドである。

CITY
種類 ショッピングセンター
所持会社 南海電気鉄道
使用開始国 日本の旗 日本
主要使用国 大阪府徳島県
使用開始 1978年
関連ブランド パークス
pier
プラットプラット
ノバティ
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縦に並べたロゴ(屋上建家)と横に並べたロゴ(3階)

大阪府に直営2店がある。1978年南海難波駅に併設された『なんばCITY』としてスタートした。

ロゴ・名称

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長方形を3つ放射状に並べた「Y」の字を持つ青いロゴが特徴的である。

所在地名は「なんば」のように平仮名で表され、ロゴでは「CITY」の上または左に小さく添えられる。直営店では下または右に小さく「NANKAI」と添えられることもある(下に添える場合は間に横棒が入る)。

閉店時には資本関係の無かった『とくしまCITY』も閉店まで同じロゴを使っていた。ただし南海出資撤退後は「NANKAI」の文字はなかった。

施設一覧

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現在

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名称 所在地 最寄駅 開業 運営会社 資本系列 備考
なんばCITY 大阪府大阪市浪速区難波5-1-60 南海難波駅 1978年11月 南海電気鉄道 南海
いずみおおつCITY 大阪府泉大津市旭町18-3 南海泉大津駅 1994年9月30日

過去

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名称 所在地 最寄駅 営業期間 運営会社 資本系列 備考
とくしまCITY 徳島県徳島市寺島本町東3-8 JR徳島駅 1972年9月 - 2013年7月21日 徳島シティビルディング 濱口商店 現地の濱口商店との共同出資により「南海ショッピングセンター」としてオープン。
1983年3月18日、「とくしまCITY」としてリニューアル。
資本としては一度南海100%出資となったが、
その後南海の経営撤退により濱口商店100%出資となっていた。
2013年7月に閉店し、1Fテナントの『徳バス観光サービス』は8月20日まで営業継続後、完全閉店した。
しんかなCITY 大阪府堺市北区新金岡町5-1-1 地下鉄新金岡駅 1992年9月2日 - 2012年3月31日 南海電気鉄道 南海 跡地建物は、大和ハウスグループのショッピングセンター「フレスポしんかな」となっている。
てんのうじCITY 大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-39 JR天王寺駅 1995年9月14日 天王寺ターミナルビル JR西日本 当初「てんのうじCITY」として計画されていたが、バブル期による工費の高騰から南海が撤退。[1]CITYの名称が外れ、JR西日本グループ主体(当時南海は第2株主)の「天王寺ミオ」としてオープン。

年表

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  • 1978年(昭和53年)11月 - 『なんばCITY』がオープン。当時、南海グループは流通業を手掛けたことがなくノウハウが乏しかったことから、西武流通グループ(当時)から全面的な支援を受けた。
  • 1983年(昭和58年)3月18日 - 南海ショッピングセンターが『とくしまCITY』にリニューアルオープン。
  • 1992年(平成4年)9月2日 - 『しんかなCITY』がオープン。
  • 1994年(平成6年)9月30日 - 『いずみおおつCITY』がオープン。
  • 1995年(平成7年)9月14日 - 『天王寺ミオ』(旧:てんのうじCITY)がオープン。
  • 2004年(平成16年)
    • 5月10日 - 南海電気鉄道から南海都市創造分割
    • 9月30日 - 南海電気鉄道がとくしまCITYの運営会社(当時)南海徳島ビルディングの株式を濱口商店に売却し、グループ離脱。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - CITY(『とくしまCITY』を除く)の運営が南海都市創造に吸収分割。
  • 2008年(平成20年)10月 - 南海電気鉄道が天王寺ミオの運営会社(当時)天王寺ターミナルビルの株式をJR西日本に売却し、グループ離脱。
  • 2010年(平成22年)10月1日 - 南海都市創造が南海電気鉄道に吸収合併。CITY(『とくしまCITY』を除く)の運営が南海電気鉄道へ。
  • 2012年(平成24年)3月31日 - 『しんかなCITY』が閉店。
  • 2013年(平成25年)
    • 7月21日 - 『とくしまCITY』が閉店(徳バス観光サービスの高速バスセンター除く)。
    • 8月20日 - 『とくしまCITY』が完全閉店。

脚注

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  1. ^ 関西空港調査会関西空港部会「新空港レビュー : 関西空港部会報」,1992年3月
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