HATCHET/ハチェット』(Hatchet)は、2006年に製作され2007年に公開されたアメリカ合衆国ホラー映画。監督はアダム・グリーン

HATCHET/ハチェット
Hatchet
監督 アダム・グリーン
脚本 アダム・グリーン
製作総指揮 ロマン・キンド・ラチャック
アンドリュー・ミスコ
出演者 ジョエル・デヴィッド・ムーア
タマラ・フェルドマン
ケイン・ホッダー
音楽 アンディ・ガーフィールド
撮影 ウィル・バラット
公開 アメリカ合衆国の旗 2007年9月7日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 84分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $208,550[1][2]
次作 HATCHET After Days/ハチェット アフターデイズ
テンプレートを表示

不慮の事故で命を落としたとされる少年、ヴィクター・クロウリーが成長して大男の殺人鬼となり、家の近く(立ち入り禁止区域)を訪れる登場人物達を無差別に殺害して行く、スプラッター要素を多く含んだホラー映画。題名の「ハチェット」は、英語で小型のを意味する。

13日の金曜日』シリーズの殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ役(第7~10作目)で有名なケイン・ホッダーがヴィクター役を演じ、『エルム街の悪夢』の殺人鬼フレディ・クルーガー役のロバート・イングランドや、『キャンディマン』の殺人鬼キャンディマン役のトニー・トッドカメオ出演している。

ストーリー

編集

失恋したベンは気晴らしに、親友のマーカスと共にマルディグラの真っ最中のニューオーリンズ旅行へ行く。そこで、「呪われた沼の怪奇ツアー」というものに参加する。

だが、沼を進む船が座礁し、ツアー客一行は船を捨てて森に上陸する。そこはかつて不慮の事故によって命を落とした少年・ヴィクターの霊が出るという噂があり、立ち入り禁止区域になっている場所だった。

そして、助けを求めてさ迷う彼らの前に、手斧を持った醜い容姿の大男が現れる。

ヴィクター・クロウリーの過去

編集

生まれつき醜い容姿だったヴィクター少年は、小さい頃から他の子供達にいじめを受けていた。そんなヴィクター少年を人目に触れないようにはしながらも、唯一優しく接し大切に育てていたのは、父親だった。

しかし、ハロウィンの夜にヴィクターの噂を聞き付けた若者達が、その醜い姿を一目見ようと彼の家に火を放つ。家の中に閉じ込められたヴィクターを助けようと、父親は斧を振るってドアを打ち破ろうとする。しかし、ドアが破られた瞬間、斧の刃先はドアの向こうにいたヴィクターの頭を断ち割ってしまった。

ヴィクターは命を落とした。

父親は失意のまま心を病み、10数年後に死亡。以来、彼の家の近くに行くと、父親を探すヴィクターの声が聞こえるという不吉な噂が立ち始める。こうして、ヴィクターの家がある沼や森周辺も立ち入り禁止区域に指定された。

キャスト

編集

※括弧内は日本語吹替

シリーズ作品

編集
  • ハチェット アフターデイズ(2010年、原題:Hatchet II
  • ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ(2013年、原題:Hatchet III
  • ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年、原題:Victor Crowley

脚注

編集
  1. ^ Hatchet (2006) – Box Office Mojo”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年11月11日閲覧。
  2. ^ Hatchet”. The-Numbers. Nash Information Services. 2012年11月11日閲覧。

外部リンク

編集
  NODES
INTERN 1
Note 1