Women Painters of the World
『Women Painters of the World』は初版が出版された1905年までに活躍した著名な女性画家の概要を掲載した本であり、ウォルター・ショー・スパローが収集・編纂した。
 | |
| 著者 | ウォルター・ショー・スパロー |
|---|---|
| 国 |  イギリス |
| 言語 | 英語 |
| ジャンル | 美術史 |
| 出版社 | ホッダー & ストートン、フレデリック・A・ストークス |
| 出版日 | 1905年 |
| ページ数 | 331 |
| OCLC | 689035 |
本書の意義は「女性画家の功績は低俗なものである」との誤った主張を立証することにあった[1]。本書には200名以上の画家により描かれた300点を遥かに超える絵画が掲載されている。その大半が19世紀に生まれた画家であり、様々な国際的展示会でメダルや賞を受賞している。さらに本書は19世紀後半の女性芸術を学ぶ者にとっても有益な参考図書である。
本書に掲載されている女性画家
編集- ルイズ・アベマ
- マシュー・アブラン
- ジョルジュ・アキーレ＝フールド
- ヘレン・アリンガム
- アンナ・アルマ＝タデマ
- ローラ・テレサ・アルマ＝タデマ
- ソフィー・アンダーソン
- ヘレン・コーデリア・エンジェル
- ソフォニスバ・アングイッソラ
- クリスティーヌ・アンガス
- バーサ・アート
- ヘラルディーネ・ファン・デ・サンデ・バクホイゼン
- アントニア・バニュエス
- ローズ・メイナール・バートン
- マリ・バシュキルツェフ
- イェンナ・バウク
- アマーリエ・バウアー
- メアリー・ビール
- レディ・ダイアナ・ボークラーク
- セシリア・ボー
- アナ・ベシュリッチ
- マリー＝ギエルミーヌ・ブノワ
- マリー・ビルデルス＝ファン・ボッセ
- リリー・ブラザウィック
- ティナ・ブラウ
- ネリー・ボーデンハイム
- コサ・ボクシャン
- ローザ・ボヌール
- マリー＝ジェヌヴィエーヴ・ブリアール
- マダム・ボヴィ[2]
- オルガ・ボズナンスカ
- ルイーズ・カトリーヌ・ブレスラウ
- エレナ・ブロックマン
- ジェニー・オーガスタ・ブランズクーム
- アン・フランシス・バーン
- キャサリン・キャメロン
- マリー＝ガブリエル・カペ
- マーガレット・サラ・カーペンター
- マドレーヌ・カルパンティエ
- ロザルバ・カッリエーラ
- メアリー・カサット
- マリー・カズン
- フランシーヌ・シャルデロン
- マリアン・エマ・チェイス
- ゾエ＝ロール・ド・シャティヨン
- ジャンヌ＝エリザベート・ショーデ
- リリアン・チェビオット
- クリスタベル・コックレル
- マリー・アメリー・コニエ
- ウラニー・アルフォンシーヌ・コラン＝リブール
- ジャクリーヌ・コメール＝パトン
- コーネリア・コナン
- デルフィーヌ・アルヌール・ド・クール＝フォルタン
- ディアナ・クーマンズ
- マリア・コズウェイ
- アメリア・カーラン
- ルイーズ・ダンセ
- エレーナ・アルセーヌ・ダルメステーター
- マリー・ダヴィッズ
- セザリーヌ・ダヴァン＝ミルヴォー
- イーヴリン・ド・モーガン
- ジェーン・メアリー・ディーリー
- ヴィルジニー・ドゥモン＝ブルトン
- マリー・デストリー＝ダンセ
- マーガレット・イザベル・ディックシー
- アグネーゼ・ドルチ
- アジェール・デュボス
- ヴィクトリア・デュブール
- クレマンティーヌ＝エレーヌ・デュフォー
- メアリー・エリザベス・ダフィールド＝ローゼンバーグ
- モード・アール
- マリー・エーレンリーダー
- アリックス・エノー
- アリス・モード・ファナー
- キャサリン・マリア・ファンショー
- ジャンヌ・フィッシェル
- ロザリー・フィユル
- ファニー・フルーリー
- ジュリア・ブレイスウェル・フォーカード
- ラヴィニア・フォンターナ
- エリザベス・フォーブス
- エリナー・フォーテスキュー＝ブリックデイル
- アルテミジア・ジェンティレスキ[3]
- ディアナ・ギジ
- ケティ・ギルスール＝ホッペ
- マリー＝エレオノール・ゴドフロワ
- エヴァ・ゴンザレス
- モード・グッドマン
- メアリー・ガウ
- ケイト・グリーナウェイ
- ロジーナ・マントヴァーニ・グッティ
- ガードルード・デメイン・ハモンド
- エミリー・ハート
- オルテンス・オードブール＝レスコー
- ファニー・ホロイド
- アメリア・ホーザム
- マルグリット・フードン
- ジョセフィーヌ・ウーセイ
- バーバラ・エリザベート・ファン・ハウテン
- シーナ・メスダフ・ファン・ハウテン
- ジュリア・ベアトリス・ハウ
- メアリー・ヤング・ハンター
- ヘレン・ハイド
- カタリナ・イヴァノヴィッチ
- マリア・デ・ラ・パス・デ・ボルボーン
- オルハ・ヤンチッチ
- ブランシュ・ジェンキンス
- マリー・イェンセン
- オルガ・イェブリッチ
- ルイーズ・ジョプリング
- リュビンカ・ヨバノヴィッチ
- ミーナ・カラジッチ
- アンゲリカ・カウフマン
- ルーシー・ケンプ＝ウェルチ
- ジェシー・マリオン・キング
- エリサ・コッホ
- ケーテ・コルヴィッツ
- アデライド・ラビーユ＝ギアール
- エセル・ラーコム
- エルミナ・ラウコトヴァ
- マダム・レ・ロイ
- ルイーズ＝エミリー・ルルー・ジロー
- ユディト・レイステル
- バーバラ・ロンギ
- ルイーズ・キャロライン・アルバータ
- マリー・シーモア・ルーカス
- ヴィルマ・ルウォフ・パーラギー
- アン・マクベス
- ゲルトルード・マクドナルド
- ジェシー・マクレガー
- ヴァイオレット・マナーズ
- マリー・アントワネット・マルコット
- アナ・マリンコヴィッチ
- マデリーン・マラブル
- イーディス・マルティノー
- カロリーヌ・ド・モーブー
- コンスタンス・マイエール
- アン・ミー
- マーガレット・ミーン
- マリア・ジビーラ・メーリアン
- アンナ・リー・メリット
- ジョゼット・ムニエ
- エウラリー・モラン
- ベルト・モリゾ
- メアリー・モーザー
- マリー・二コラ
- ベアトリス・オフォー
- アデリーヌ・オッペンハイム・ギマール
- ブランシュ・ペイマール＝アムルー
- マリー・プティエット
- ナデジダ・ペトロヴィッチ
- ゾーラ・ペトロヴィッチ
- コンスタンス・フィロット
- マリア・カタリーナ・プレステル
- ヘンリエッタ・レイ
- バーバラ・ラグノーニ
- キャサリン・リード
- マグドレーヌ・レアル・デル・サルト
- フローラ・マクドナルド・リード
- マリア・シルバ・ライス
- J. ロバートソン夫人
- スーズ・ロバートソン
- オティリー・レーダーシュタイン
- フアナ・ロマーニ
- アデル・ロマーニ
- ジャンヌ・ロンジェ
- ヘンリエッタ・ロナー＝クニップ
- ランベール・ド・ロートシルト男爵夫人
- ソフィー・リュード
- ラッヘル・ライス
- ユジェニー・サランソン
- アデライード・サレス＝ワグネル
- エイミー・ソーヤー
- ヘレン・シャルフベック
- フェリシエ・シュナイダー
- アンナ・マリア・ファン・シュルマン
- テレーズ・シュヴァルツェ
- フランチェスカ・スチュワート・シンディチ
- エリザベッタ・シラーニ
- シエナの修道女シスターA
- シエナの修道女シスターB
- ミニー・スマイス
- エリザベート・ソンレル
- ラヴィニア・スペンサー
- メアリー・エレン・エドワーズ
- ルイーザ・スタール
- マリアンヌ・ストークス
- エリザベス・ストロング
- メアリー・ランキン・スワン
- アニー・スウィナートン
- E. デ・タヴァニエ
- エリザベス・アップトン
- エレン・テスレフ
- エリザベス・トンプソン
- マリア・フェリーチェ・ティバルティ
- フレデリック・ヴァレ＝ビッソン
- キャロライン・ド・ヴァロリー
- ヴァントゥイユ夫人[4]
- エリザベート＝ルイーズ・ヴィジェ＝ルブラン
- ボローニャのカテリーナ
- ヴコサヴァ・ヴェリミロヴィッチ
- アナ・ヴィジェン
- ドラギニャ・ヴラシッチ
- ベータ・ヴカノヴィッチ
- ルイーザ・ベレスフォード (ウォーターフォード侯爵夫人)
- エルミーヌ・ウォーターノー
- カロリーヌ・ワトソン
- セシル・ド・ウェントワース
- エリザベス・ヴェスメール
- フローレンス・ホワイト (画家)
- マリア・ヴィーク
- ユリエ・ヴォルフトルン
- ジュリエット・ウィッツマン
- アニー・メアリー・ヤングマン
- ジェニー・ジルハート
脚注
編集
- ^ Women painters of the world, from the time of Caterina Vigri, 1413–1463, to Rosa Bonheur and the present day, by Walter Shaw Sparrow, page 47, The Art and Life Library, Hodder & Stoughton, 27 Paternoster Row, London, 1905
- ^ Engraving by Mariano Bovi mistakenly thought to be by "Madame Bovi"
- ^ Gentileschi is represented in the book with three paintings; Her Judith, her Mary Magdalene, and a self-portrait currently attributed to Michaelina Wautier
- ^ Pastel portrait by Robert Nanteuil mistakenly thought to be by "Mlle. Vanteuill"
