みみ

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図解辞典

1= 骨導 2= 外耳道^(wp) 3= 耳殻 4= 鼓膜^(wp) 5= 前庭窓 6= 槌骨^(wp) 7= 砧骨^(wp) 8= 鐙骨^(wp) 9= 三半規管^(wp) 10= 蝸牛 11= 聴神経^(wp) 12= 耳管^(wp)

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日本語

名詞

みみ【耳】

動物が具える、平衡聴覚器（聴覚^(wp)・平衡覚^(wp)等を司る感覚器官）。
1. 人の頭（あたま）の両側にある突起で、周囲の音（おと）を集め、音を聞き取る器官。また、耳介。
  - 代助は昨夕（ゆうべ）床の中で慥（たし）かにこの花の落ちる音を聞いた。彼の耳には、それが護謨毬（ゴムまり）を天井裏から投げ付けた程に響いた。（夏目漱石、『それから』、1909年）
  - われ等がこの里の名を聞くや、直ちに耳の底に響き来（きた）るは、松風玉を渡るがごとき清水の声なり。（泉鏡花、『一景話題』、
  - 電話口へ呼び出されたから受話器を耳へあてがって用事を訊（き）いて見ると、ある雑誌社の男が、私の写真を貰（もら）いたいのだが、いつ撮（と）りに行って好いか都合を知らしてくれろというのである。（夏目漱石、『硝子戸の中』朝日新聞、1915年）
  - お佐代さんは耳まで赤くして、「はい」と言って、下げていた頭を一層低く下げた。（森鴎外、『安井夫人』）
  1. 聴力。
    - 祖母は耳が遠い。
    - 耳が聞こえない。
  2. 聞き落すまいとして意識を集中すること。
    - 彼の一言一言に耳を傾けた。
  3. 消息を聞く、情報を得ること。
    - 彼の噂を耳にした。
    - 彼は、耳が早いことで有名だ。
多種多様な動物の身体部位で、外耳や外殻に似た形態をもつもの。
- 該当例：ミミズクの耳（実際は羽角〈羽毛の飾羽〉）。イカの耳（実際は鰭^〈ひれ〉）。
本体から突き出ている耳介の形状になぞらえた、物を表す語。
1. 縫針の糸を通す穴。みず、針孔（めど）。
2. 織物の縁（ふち）。
3. 風呂敷で包んだり、茶巾を絞ったりしたときの、突出している部分。
4. 食パンの縁（ふち）。
5. 餃子など、生地で具を包み込む料理における、生地の縁（ふち）やはみ出した部分。
6. 鍋などの取っ手。