割愛(かつあい)
- 惜しみながらも手放すこと。諦め、譲ること。
- (特に官公庁から)人材や資源を手放したり融通したりすること。
- 新しい法律が通った、筑波大学という大学ができるのだから、その大学との関連において、教育大学の研究、教育はどうなければならぬか、筑波大学に協力していくスタッフの割愛についてはどういうふうに協力するかについて、いままでとは違った教授会の態度をきめております。(嶋崎譲、衆議院会議録情報 第072回国会 文教委員会 第14号)〔1974年〕
- (仏教) 愛着を断ち切ること。
- 断臂たとひ容易なりとも、この割愛は大難なるべし、この棄恩はかろかるべからず(正法眼蔵 行持 上)
- (近年の用法)省略。
- 東京アクセント
- か↗つあい
割愛する
- 惜しみながらも手放す。諦め、譲る。
- (特に官公庁から)人材や資源を手放したり融通したりする。
- (...)医療関係の情報をICカードでやろうということで、通産省から補助金いただいて、厚生省の人間も横手市役所に割愛して呼んで、進めたことあったんです。(寺田典城、参議院会議録情報 第185回国会 総務委員会 第2号)〔2013年〕
- これを五年でやりますれば、一年三億円あれば無料で参拝することができる。年間三億円くらいの金は何とか割愛していただきたい。(逢澤寛、 第026回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号)〔1957年〕
- (近年の用法)省略する。[1][2]
- サ行変格活用
- 割愛-する