漢字

字源

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小篆

説文
(漢)

  1. 季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、894頁。
  2. 裘錫圭 「釈“弘”“強”」 『古文字論集』 中華書局、1992年、53-58頁。
    黄徳寛主編 『古文字譜系疏証』 商務印書館、2007年、1802頁。
    禤健聡 『戦国楚系簡帛用字習慣研究』 科学出版社、2017年、247-248頁。

意義

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平声

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  1. (形容詞)つよい
  2. (形容詞)かたい、こわばる。
  3. (動詞)つよめる。
  4. (動詞)努める。
  5. (名詞)四十歳の異称。「強仕」とも。

上声あるいは去声

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  1. しいる

語源

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  • シナ・チベット祖語 *√kaŋ 。以下の単語と同根と考えられる。
  1. Axel Schuessler, ABC Etymological Dictionary of old chinese, University of Hawaii Press, 2006, p. 427。

日本語

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教育漢字 (第2学年)

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接尾辞

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(きょう)

  1. 概数の表現で、その数をわずかに超える程度を意味する。
    • その日は6000人が来園した。
  2. (助数詞) ある特定の集まりの中で、相対的に強いや強い集団を数える単位
    • 1987年、中村正雄、第109回国会衆議院[1]
      現在の一二弱と言われます企業の格差を是正して、経営基盤の強化を図ることが必要だ、このように基本的な問題で出ております。
    • 2019年、松平浩一、第198回国会衆議院[2]
      日本も存在感を保ってはいるものの、米中二が技術革新の主役を担う構図が鮮明になってきたと言っています。

対義語

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  • (語義1・2)

熟語

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中国語

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*

朝鮮語

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を参照されたし。

ベトナム語

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*


文字情報

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U+5F37, 強
CJK 統合漢字-5F37

[U+5F36]
CJK統合漢字
[U+5F38]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1027-1: 0x312F


漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 359ページ, 23文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 9815
新潮日本語漢字辞典 (2008) 3271
角川大字源 (1992) 2617
講談社新大字典 (1993) 4561
大漢語林 (1992) 3166
漢語大字典 (1986-1989) 2巻, 999ページ, 7文字目
  1. 「第109回国会 衆議院 運輸委員会 第1号 昭和62年7月28日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/110903830X00119870728/250 2024年11月9日参照
  2. 「第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号 平成31年4月12日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/119804080X00720190412/52 2024年11月9日参照
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