キーウ・ポスト
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キーウ・ポスト[注 1](英語: Kyiv Post, ウクライナ語: Ки́їв Пост)またはキエフ・ポストは、ウクライナの主要な新聞。英語で書かれている。
創刊当初のモットーは「独立。コミュニティ。信頼。(Independence. Community. Trust.)」で、2018年2月より「ウクライナのグローバルボイス(Ukraine's Global Voice)」としている。
沿革
編集1995年、アメリカ人のジェド・スンデン(Jed Sunden)により創刊[1]、その後、スンデンは英国市民であるモハマド・ザホールに新聞社を売却した[2]。ザホールはISTIL Groupを所有するパキスタン人であり、ドネツクの鉄鋼製品を扱う元貿易業者(2008年から)である[3]。ザホールは新聞を自身の企業"Public Media"を通して発行している。内容には政治・ビジネス・エンターティメントをカバーしている。スタッフは外国籍とウクライナのジャーナリストから成る。歴史的に、編集方針は民主主義と自由市場を擁護するものとなっている。これまで、ジャーナリストのゲオルギー・ゴンガゼの2000年に起きた殺害事件、2004年のオレンジ革命、政治腐敗の調査報道を行っている。
一時閉鎖とThe Kyiv Independentへの分離
編集→詳細は「en:The Kyiv Independent」を参照
2021年11月8日、編集部員との間に見解の相違が生じたことから、オーナーが記者全員を解雇したため[4][5]、キーウ・ポストは一時的に発行が不可能となった。11日には、新たなCEOとしてLuc Chénierが発表された[6]。解雇された多くの記者が移籍先とした "The Kyiv Independent" の設立も同日である[7][8]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ Kyiv Post founder reflects on 14 years as newspaper’s owner, reasons for sale, Kyiv Post (November 19, 2009)
- ^ Letter from the publisher, Kyiv Post (November 19, 2009)
- ^ Mohammad Zahoor buys Kyiv Post for an estimated $1.1 million, Kyiv Post (July 30, 2009)
- ^ Ukraine's Top English-Language Newspaper Suddenly Shut Down Amid Owner-Staff Dispute Archived 2022-03-09 at the Wayback Machine., Radio Free Europe (8 November 2021)
- ^ Killeen, Molly (9 November 2021). “Kyiv Post shut down, entire staff fired without warning”. www.euractiv.com 9 November 2021閲覧。
- ^ [1] Archived 2021-12-10 at the Wayback Machine. Interfax 911 November 2021)
- ^ Cooper, Ann (2022年2月8日). “Ukraine editor Olga Rudenko on starting Kyiv Independent as Russia amasses troops on border” (英語). Committee to Protect Journalists. 2022年5月30日閲覧。
- ^ Mackinnon, Mark (16 December 2021). “How the shuttering of the Kyiv Post fuelled a journalism rebirth in Ukraine”. The Globe and Mail