クリフ・リー
クリフトン・ファイファー・リー(Clifton Phifer Lee, 1978年8月30日 - )は、アメリカ合衆国アーカンソー州ベントン郡出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。
フィラデルフィア・フィリーズでの現役時代 (2009年7月31日) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アーカンソー州ベントン郡 |
生年月日 | 1978年8月30日(46歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 205 lb =約93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2000年 MLBドラフト4巡目(全体105位) |
初出場 | 2002年9月15日 |
最終出場 | 2014年7月31日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集短大時代の1998年にドラフト20巡目(全体609位)でボルチモア・オリオールズに指名されたが[1]、契約せず[2]、地元アーカンソー州のアーカンソー大学に進学した。
プロ入りとエクスポズ傘下時代
編集2000年のMLBドラフト4巡目(全体105位)でモントリオール・エクスポズに指名され[3]、契約[2]。まず、マイナーリーグ A級のケープフィア・クロックスに所属した。
2001年はマイナーリーグ A+級のジュピター・ハンマーヘッズで21試合に登板(うち20先発)し、6勝7敗、防御率2.79を記録。
2002年はマイナーリーグ AA級のハリスバーグ・セネターズで15試合に登板し、7勝2敗、防御率3.23を記録。
インディアンス時代
編集2002年6月27日にグレイディ・サイズモア、ブランドン・フィリップス、リー・スティーブンスと共にバートロ・コローンの交換要員としてトレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍[2]。AA級のアクロン・ラバーダックスに所属し、ほどなくしてAAA級のバッファロー・バイソンズに昇格。9月15日にメジャーデビューを果たし、6回途中まで投げ、4四球を与えたものの、被安打2、自責点1に抑えるもチームが1点も援護できずに敗戦投手となった[4]。
2003年は6月30日のダブルヘッダー第1戦でメジャー初登板し、6回2失点(自責点0)と好投したものの、すぐにマイナーリーグ降格となった。その後、8月16日から先発ローテーションに入って8試合に登板した。このシーズンは9試合に登板して3勝3敗、52.1回で防御率3.61と一定の成果を挙げた。マイナーリーグでは主にAAA級バッファロー・バイソンズで登板し、そこでは11試合で防御率3.27の好成績を維持した。
2004年は開幕から好調で、5月末では10試合に登板し、5勝0敗という成績を残していた[5]。しかし、6月に入ると月間防御率が5点台にまで落ち、7月と8月は月間防御率が7点台で、6月以降の23試合で被本塁打は28本[5]。最終的にはチーム最多タイの14勝でシーズンを終えたが、防御率は5.43で、自身のキャリアで最低の与四球率4.1という不安定な内容だった。
2005年、かつては右打者を苦手としていたが、カット・ファスト・ボールで抑えられるようになった[6]。18勝(リーグ2位)5敗、防御率3.79などを記録し、サイ・ヤング賞の投票では4位だった[7]。勝率リーグ1位(.783)は球団史上、1951年のボブ・フェラー以来であった[8]。
2006年、球団とリーは契約延長の交渉をスプリングトレーニング中から進めていたが、交渉がまとまらずに開幕を迎えた[9]。5月に6試合で1勝4敗と調子を崩したが、6月は5試合で4勝と持ち直し、最終的には2005年ほどの数字は残せなかったものの、チーム2位の14勝を記録した。8月には2007年から3年総額1400万ドル、4年目の2010年は800万ドルの球団オプションで契約延長した[9]。
2007年、スプリングトレーニングで左脇腹を痛め、開幕を故障者リスト入りで迎えた[10]。5月3日にメジャー復帰を果たしたが、制球が悪く[10]、7月16日から26日にかけて球団史上ウェス・フェレル以来74年ぶりとなる3試合連続7自責点を記録し[11]、7月26日のレッドソックス戦では地元ファンから容赦ないブーイングを浴び[12]、翌27日にAAA級のバッファローへ降格[13]。復帰戦となった9月2日以降、リリーフとして4試合に登板してレギュラーシーズンを終えた。チームはプレーオフ進出を果たしたが、リーはロースターから外れた[8]。シーズン終了後にはトレードを噂されるようになったが、球団はリーが本調子でないことを理解しており、見返りが期待できないため放出する意向はなく残留[12]。
2008年、先発投手の5番手を争う立場となった[12]スプリングトレーニングでは速球の制球力と故障をしないことを重点を置き、レギュラーシーズンを迎えた[8]。開幕から好調で5先発した時点での被出塁率.163は99年ぶりの低い数字で、4月は防御率0.96、5勝0敗で月間最優秀投手に選出された[14]。5月7日にかけて6回の登板全てで勝利投手となり、6月9日にリーグで最初に10勝に到達した[8]。7月15日のオールスターゲームではアリーグの先発投手を務め、2回を投げチッパー・ジョーンズの1安打、無失点に抑えた。シーズン後半も勝ち星を重ね、8月には5勝0敗を記録し、2回目の月間最優秀投手に選出された。9月1日には両リーグ1番にシーズン20勝に到達し、球団史上1974年のゲイロード・ペリーの大台に到達[15]。最終的に22勝3敗、防御率2.54(最多勝と最優秀防御率の2冠)・223.1回(リーグ2位)などを記録し、ロイ・ハラデイ、歴代最多62セーブのフランシスコ・ロドリゲスらを抑えてサイ・ヤング賞を受賞した。カムバック賞も受賞した。
フィリーズ時代
編集フィリーズはワールドシリーズ連覇に向け、先発投手を補強するため、ロイ・ハラデイの獲得を試みたが、交換相手で折り合いがつかず交渉は不成立に終わった[16]。その後、リー獲得に向け、ドジャースを上回るトレード要員を提示し[17]、7月29日にベン・フランシスコと共にカルロス・カラスコ、ルー・マーソン、ジェイソン・ドナルド、ジェイソン・ナップとの交換トレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[18]。移籍後は球団史上1980年のマーティ・バイストロム以来となる最初の先発登板から5戦・5勝を記録[19]。自身初のポストシーズンではニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズでは第1戦と第5戦に登板し、いずれも勝利投手となったが、チームは敗れて連覇とはならなかった。
マリナーズ時代
編集2009年12月16日にロイ・ハラデイをはじめとする4チーム、9人の絡むトレードでシアトル・マリナーズに移籍し、契約最終年を迎えることとなった。マリナーズは3人のマイナーリーグ選手を交換要員として放出した。
2010年は開幕を腹部の故障で出遅れたものの、前半戦を8勝3敗、うち5完投、防御率は2.34と好調だった。
レンジャーズ時代
編集2010年7月9日にマーク・ロウと共に交換トレードで同地区首位のテキサス・レンジャーズへ移籍。8月6日のオークランド・アスレチックス戦でメジャー通算100勝目を達成した。また背中の故障に見舞われ失速したが、WHIPは両リーグ1位の1.00を記録。チームのプレーオフ進出に貢献した。タンパベイ・レイズとの地区シリーズでは2度先発し、それぞれ7回無四球10奪三振1失点、9回11奪三振1失点と好投した。ニューヨーク・ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズでは第3戦に登板し、5回二死まで無安打など、8回13奪三振無失点で勝利投手になった。しかしワールドシリーズでは、初戦は7失点で5回持たずに降板。最終戦となった第5戦でも6回まで無失点ながら7回に3点の先制点を許し、敗戦投手となった。シーズンでは12勝9敗、防御率3.18(リーグ6位)、212.1回(同10位)などを記録し、サイ・ヤング賞の投票では7位だった[20]。
フィリーズ復帰
編集2010年シーズン終了後、FA戦線の目玉として去就が注目されていた。友人のCC・サバシアが在籍するニューヨーク・ヤンキースが大型契約で獲得するか、レンジャーズに残留するかと思われていたが、2010年12月15日、フィラデルフィア・フィリーズが5年総額1億2000万ドルでの獲得を発表した。フィリーズの契約はヤンキースやレンジャースと比べても合計契約金や契約年数も短かったが、本人が契約した理由として「お金より気分よく幸せになれて、ワールドシリーズ優勝の可能性が一番高いチームを選んだ」と語った[21]。総額ではこのオフで3番目に高額だった(カール・クロフォードの1億4200万ドル(ボストン・レッドソックス)、ジェイソン・ワースの1億2600万ドル(ワシントン・ナショナルズに次ぐ)。
2011年は17勝(リーグ4位)8敗、防御率2.40(リーグ3位)、232.2回(同4位)などを記録し、サイ・ヤング賞の投票ではクレイトン・カーショウ、ロイ・ハラデイに次ぐ3位だった[22]。シーズン6完封は1989年にティム・ベルチャーが記録(8回)して以来22年ぶりの快挙であり、以降MLBで誰も記録したことがない。セントルイス・カージナルスとのディビジョンシリーズでは第2戦で先発したが6回5失点で敗戦投手となり、自身の登板はその1試合のみでシリーズ敗退となった。自身最後のポストシーズンでの登板となった。
2012年4月18日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦では10回無失点(102球)の好投の末、その後チームが敗れる不運があった。先発投手が延長戦でも続投したのは、MLBでは2007年にアーロン・ハラングが記録して以来約5年ぶりのことであった(次に記録したのは2017年のリッチ・ヒル)。5月15日のヒューストン・アストロズ戦、7月18日のロサンゼルス・ドジャース戦ではともに8回1失点で勝利投手になれなかった。このシーズンは防御率3.16(リーグ9位)、211回(同7位)と安定していたが、勝ち星に恵まれず6勝9敗に終わった。
2013年、14勝(リーグ10位)8敗、防御率2.87(リーグ6位)、222.2回(同3位)などを記録し、サイ・ヤング賞の投票では6位だった[23]。
2014年はロイ・ハラデイの引退、コール・ハメルズの故障により、自身5年ぶり2度目の開幕投手を務めた。左肘の故障により13試合の登板に終わった。
2015年のスプリングトレーニングで前年8月に痛めた左肘の炎症を再発し、レギュラーシーズンを全休し、マイナーリーグで登板することもなかった。オフに翌年の契約オプションを破棄され自由契約となる[24]。
現役引退
編集選手としての特徴
編集- ダイナミックなフォームから投げ降ろされる速球(フォーシーム)は、スピードが常時90-93mph(約145-150km/h)[26]で、典型的なフライボールピッチャーだった。ストレート系の失投が本塁打になりやすいのが欠点であったのが[10]、インサイドを強気で攻める投球スタイルに変えてから、2008年はゴロで打たせるケースが増え、フライによるアウトをゴロのアウトが上回り[8]、MLBを代表する左腕投手として評価を上げた。フォーシーム、ツーシーム、カッターといった速球とチェンジアップ、ナックルカーブを投げる。
- 通算与四球率が1.9と非常にコントロールがよく、通算奪三振率が7.8とそれほど多くないこともあり、少ない投球数でテンポよく抑える。2010年は212回を投げて185奪三振に対し、与四球は僅かに18であった。1与四球あたりの奪三振数を示すK/BBは10.28という驚異的な数値を示した。
- 打撃では通算打率.175(291打数51安打)、2本塁打、19打点、24犠打などを記録。
人物
編集- 2014年6月、アメリカの経済誌フォーブスは世界のアスリートの年収を公表した。クリフ・リーの年収は2530万ドルであり、世界のアスリートの中で30位。全世界の野球選手の中では第1位である[27]。
- レンジャーズ時代にニューヨーク・ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズを観戦していた夫人がヤンキースファンからヤジと唾を吐かれるという被害に遭った事から、ヤンキース嫌いとなった[28]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2002 | CLE | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 44 | 10.1 | 6 | 0 | 8 | 1 | 0 | 6 | 0 | 1 | 2 | 2 | 1.74 | 1.35 |
2003 | 9 | 9 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | .500 | 210 | 52.1 | 41 | 7 | 20 | 1 | 2 | 44 | 3 | 0 | 28 | 21 | 3.61 | 1.17 | |
2004 | 33 | 33 | 0 | 0 | 0 | 14 | 8 | 0 | 0 | .636 | 802 | 179.0 | 188 | 30 | 81 | 1 | 11 | 161 | 6 | 0 | 113 | 108 | 5.43 | 1.50 | |
2005 | 32 | 32 | 1 | 0 | 0 | 18 | 5 | 0 | 0 | .783 | 838 | 202.0 | 194 | 22 | 52 | 1 | 0 | 143 | 4 | 0 | 91 | 85 | 3.79 | 1.22 | |
2006 | 33 | 33 | 1 | 0 | 0 | 14 | 11 | 0 | 0 | .560 | 882 | 200.2 | 224 | 29 | 58 | 3 | 8 | 129 | 3 | 0 | 114 | 98 | 4.40 | 1.41 | |
2007 | 20 | 16 | 1 | 0 | 0 | 5 | 8 | 0 | 0 | .385 | 443 | 97.1 | 112 | 17 | 36 | 1 | 7 | 66 | 5 | 0 | 73 | 68 | 6.29 | 1.52 | |
2008 | 31 | 31 | 4 | 2 | 3 | 22 | 3 | 0 | 0 | .880 | 891 | 223.1 | 214 | 12 | 34 | 1 | 5 | 170 | 4 | 0 | 68 | 63 | 2.54 | 1.11 | |
2009 | 22 | 22 | 3 | 1 | 2 | 7 | 9 | 0 | 0 | .438 | 641 | 152.0 | 165 | 10 | 33 | 1 | 3 | 107 | 6 | 0 | 53 | 53 | 3.14 | 1.30 | |
PHI | 12 | 12 | 3 | 1 | 0 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 328 | 79.2 | 80 | 7 | 10 | 0 | 2 | 74 | 1 | 0 | 35 | 30 | 3.39 | 1.13 | |
'09計 | 34 | 34 | 6 | 2 | 2 | 14 | 13 | 0 | 0 | .519 | 969 | 231.2 | 245 | 17 | 43 | 1 | 5 | 181 | 7 | 0 | 88 | 83 | 3.22 | 1.24 | |
2010 | SEA | 13 | 13 | 5 | 1 | 3 | 8 | 3 | 0 | 0 | .727 | 408 | 103.2 | 92 | 5 | 6 | 0 | 0 | 89 | 2 | 1 | 31 | 27 | 2.34 | 0.95 |
TEX | 15 | 15 | 2 | 0 | 1 | 4 | 6 | 0 | 0 | .400 | 435 | 108.2 | 103 | 11 | 12 | 2 | 1 | 96 | 1 | 0 | 53 | 48 | 3.98 | 1.06 | |
'10計 | 28 | 28 | 7 | 1 | 4 | 12 | 9 | 0 | 0 | .571 | 843 | 212.1 | 195 | 16 | 18 | 2 | 1 | 185 | 3 | 1 | 84 | 75 | 3.18 | 1.00 | |
2011 | PHI | 32 | 32 | 6 | 6 | 2 | 17 | 8 | 0 | 0 | .680 | 920 | 232.2 | 197 | 18 | 42 | 0 | 6 | 238 | 0 | 0 | 66 | 62 | 2.40 | 1.03 |
2012 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 0 | 0 | .400 | 847 | 211.0 | 207 | 26 | 28 | 0 | 0 | 207 | 4 | 0 | 79 | 74 | 3.16 | 1.11 | |
2013 | 31 | 31 | 2 | 1 | 1 | 14 | 8 | 0 | 0 | .636 | 876 | 222.2 | 193 | 22 | 32 | 0 | 4 | 222 | 1 | 0 | 77 | 71 | 2.87 | 1.01 | |
2014 | 13 | 13 | 1 | 0 | 0 | 4 | 5 | 0 | 0 | .444 | 352 | 81.1 | 100 | 7 | 12 | 0 | 1 | 72 | 1 | 0 | 40 | 33 | 3.65 | 1.38 | |
MLB:13年 | 328 | 324 | 29 | 12 | 12 | 143 | 91 | 0 | 0 | .611 | 8917 | 2156.2 | 2116 | 223 | 464 | 12 | 50 | 1824 | 41 | 2 | 923 | 843 | 3.52 | 1.20 |
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2002 | CLE | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2003 | 9 | 1 | 5 | 1 | 0 | .857 | |
2004 | 33 | 5 | 7 | 0 | 0 | 1.000 | |
2005 | 32 | 5 | 10 | 3 | 0 | .833 | |
2006 | 33 | 3 | 18 | 1 | 0 | .955 | |
2007 | 20 | 7 | 5 | 1 | 2 | .923 | |
2008 | 31 | 16 | 14 | 1 | 2 | .968 | |
2009 | 22 | 8 | 17 | 1 | 1 | .962 | |
PHI | 12 | 3 | 12 | 1 | 1 | .938 | |
'09計 | 34 | 11 | 29 | 2 | 2 | .952 | |
2010 | SEA | 13 | 5 | 5 | 3 | 0 | .769 |
TEX | 15 | 5 | 9 | 1 | 1 | .933 | |
'10計 | 28 | 10 | 14 | 4 | 1 | .857 | |
2011 | PHI | 32 | 7 | 26 | 1 | 1 | .971 |
2012 | 30 | 6 | 22 | 3 | 3 | .903 | |
2013 | 31 | 7 | 28 | 1 | 1 | .972 | |
2014 | 13 | 4 | 8 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 328 | 83 | 188 | 18 | 12 | .938 |
- 各年度の太字はリーグ最高
タイトル
編集表彰
編集- サイ・ヤング賞:1回(2008年)
- カムバック賞:1回(2008年)
- アメリカンリーグ月間最優秀投手:3回(2008年4月・8月、2010年6月)
- ナショナルリーグ月間最優秀投手:2回(2011年6月・8月)
- クリーブランド・インディアンスマンオブザイヤー(2008年)
- プレイヤーズ・チョイス・アワード
- アメリカンリーグ最優秀投手(2008年)
- アメリカンリーグカムバック選手(2008年)
- The Sporting News
- AL Pitchers of the Year(2008年)
- AL Comeback Players of the Year(2008年)
- Baseball Digest
- Pitcher of the Year(2008年)
記録
編集- MLBオールスターゲーム選出:4回(2008年、2010年、2011年、2013年)※先発は2008年の1回
- 年度1位
- 最高勝率:2回(2005年、2008年)
- 最多完投:1回(2010年)
- 最多完封:2回(2008年、2011年)
- 最小被本塁打率:1回(2008年)
- 最小与四球率:2回(2008年、2010年)
- 最小WHIP:1回(2010年)
- その他
- シーズン奪三振/与四球:10.2778(2010年)※アメリカンリーグ記録、左投手メジャー記録[29]
- 4先発登板連続与四球無し(2010年6月)※シアトル・マリナーズ球団記録
- 38.1イニング連続与四球無し(2010年6月)※シアトル・マリナーズ球団記録
- 月間4完投(2010年6月)※2003年9月のロイ・ハラデイ以来
脚注
編集- ^ “1998 DRAFT TRACKER” (英語). MLB.com. July 16, 2023閲覧。
- ^ a b c “Cliff Lee Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2008年11月23日閲覧。
- ^ “2000 DRAFT TRACKER” (英語). MLB.com. July 16, 2023閲覧。
- ^ “September 15, 2002 Minnesota Twins at Cleveland Indians Play by Play and Box Score” (英語). Baseball Reference.com. 2008年7月23日閲覧。
- ^ a b “Cliff Lee 2004 Pitching Splits” (英語). Baseball-reference.com. 2008年7月23日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2006』廣済堂出版、2006年、116頁頁。ISBN 978-4-331-51146-6。
- ^ “2005 Awards Voting”. Baseball-Reference.com. 2019年8月14日閲覧。
- ^ a b c d e 谷口輝世子「クリフ・リー[インディアンス] 失意からの飛翔」『スラッガー』2008年8月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌15509-8、42 - 44頁。
- ^ a b ESPN.com news services (August 8, 2006). “Indians sign Lee to three-year, $14M extension” (英語). ESPN.com. 2010年3月10日閲覧。
- ^ a b c 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、118頁頁。ISBN 978-4-331-51300-2。
- ^ Withers, Tom (2007年7月27日). “Indians send struggling left-hander Cliff Lee to Triple-A Buffalo” (英語). USATODAY.com. 2008年7月23日閲覧。
- ^ a b c 大冨真一郎 「人物クローズアップ クリフ・リー [インディアンス] 手に入れた新境地」『メジャー・リーグ記録集計号 ザ・スタッツブック 2008』、ベースボールマガジン社、2008年、雑誌 20449-11/20、70 - 72頁。
- ^ “Indians recall RHP Edward Mujica from AAA Buffalo; LHP Cliff Lee optioned to Buffalo” (英語). MLB.com (July 27, 2007). 2010年3月10日閲覧。
- ^ Briggs, David (2008年5月3日). “Lee named AL Pitcher of the Month” (英語). MLB.com. 2008年7月23日閲覧。
- ^ Herrick, Steve (2008年9月1日). “Dominant Lee breaks 20-win mark Shutout makes lefty first Tribe hurler to milestone since '74” (英語). MLB.com. 2008年10月22日閲覧。
- ^ Stark, Jayson (July 26, 2009). “Source: Phils' latest offer rebuffed” (英語). ESPN.com. 2010年3月10日閲覧。
- ^ 城ノ井道人 「今夏の10大トレード」 『月刊スラッガー』2009年10月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-10、52頁。
- ^ Zolecki, Todd (July 29, 2009). “Phillies land Lee from Tribe Defending AL Cy Young winner, Francisco join champs”. phillies.com. 2010年3月10日閲覧。
- ^ Associated Press (August 24, 2009). “Howard's homers provide punch as stoic Lee dominates Mets” (英語). ESPN.com. 2010年3月10日閲覧。
- ^ “2010 Awards Voting”. Baseball-Reference.com. 2019年8月14日閲覧。
- ^ “【MLB】クリフ・リーがヤンキースを蹴った最大の理由”. Sponichi Annex (2010年12月23日). 2014年5月27日閲覧。
- ^ “2011 Awards Voting”. Baseball-Reference.com. 2019年8月14日閲覧。
- ^ “2013 Awards Voting”. Baseball-Reference.com. 2019年8月14日閲覧。
- ^ “フィリーズ、サイ・ヤング賞左腕C.リーとの来季オプション破棄へ”. ISM (2015年9月28日). 2015年12月18日閲覧。
- ^ “代理人示唆 通算143勝の左腕リーが現役引退へ 昨季は故障で全休”. スポーツニッポン (2016年2月24日). 2019年8月14日閲覧。
- ^ http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=1636&position=P
- ^ The World's Highest-Paid Athletes Forbes.com 2014年6月発表。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、118頁頁。ISBN 978-4-331-51921-9。
- ^ http://www.baseball-reference.com/leaders/strikeouts_per_base_on_balls_season.shtml
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Cliff Lee stats MiLB.com