クヴレ
クヴレ (Coupvray [kuvʁɛ]) は、フランス北部、パリの東58kmのところにある小さな村である。点字を発明したルイ・ブライユはここで生まれ育った。
クヴレ | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | イル=ド=フランス地域圏 |
県 (département) | セーヌ=エ=マルヌ県 |
郡 (arrondissement) | トルシー郡 |
小郡 (canton) | トリニー=シュル=マルヌ小郡 |
INSEEコード | 77132 |
郵便番号 | 77700 |
市長(任期) |
Thierry Cerri (2014年-2020年) |
自治体間連合 (fr) | Syndicat d'agglomération nouvelle du Val-d'Europe |
人口動態 | |
人口 |
2 594人 (2013年) |
人口密度 | 321人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯48度53分33秒 東経2度47分38秒 / 北緯48.8925度 東経2.7939度座標: 北緯48度53分33秒 東経2度47分38秒 / 北緯48.8925度 東経2.7939度 |
標高 |
平均:85 m 最低:86 m 最高:93 m |
面積 | 8.09km2 (809ha) |
点字博物館
編集ブライユが産まれたころには、村は今よりさらに小さく、1806年の人口は628人であった。彼の父親は、馬具や革靴などを製作する皮革職人であったため、実家は一階が作業場、上が住居だった。ルイが3歳の時、親がちょっと目を離した間に作業所に侵入し、鋭い錐で遊んでいるうちに、それで眼球を突いて失明した。
彼の実家は「点字博物館」として公開されており、フランスを訪れた視覚障害者の聖地のようになっている。博物館が面する通りも彼にちなんでルイ・ブライユ通りとなっている。
その他の名所
編集1600年ごろに建てられたロアン城も旧跡として知られるが、今は廃墟に近い。