ハジャル山脈(ハジャルさんみゃく、アラビア語: جبال الحجر‎)は、オマーンの北部からアラブ首長国連邦東部に位置している山脈。アラビア語で石の山の意味。

ハジャル山脈
所在地 アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦
オマーンの旗 オマーン
位置 北緯23度18分 東経57度06分 / 北緯23.3度 東経57.1度 / 23.3; 57.1座標: 北緯23度18分 東経57度06分 / 北緯23.3度 東経57.1度 / 23.3; 57.1
最高峰 シャムス山(3009 m
延長 650 km
100 km
プロジェクト 山
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オマーン山脈(جبال عمان)とも表記される[1]

ハジャル山脈の地形図

地理

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オマーン最北端のムサンダムから北東部まで約650kmにわたって連なっている、花崗岩質の山脈で[2]始新世ごろにアラビアプレートユーラシアプレートに衝突したことで形成された。山脈の中央部に位置するシャムス山は山脈の最高峰であり、オマーンの最高峰でもある。

UAE側は西ハジャル山脈、オマーン側は東ハジャル山脈に分けられる。山脈の北側にはバティナ平野、南側は高原砂漠が広がる。

動植物相

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アラビア半島の他の地域より、動植物相は豊かである。この山脈にみられる哺乳類アラビアヒョウマウンテンガゼル英語版アラビアタール英語版などで[3][4]鳥類エジプトハゲワシミミヒダハゲワシなどが生息している。標高1100mから2500mの間は野生のオリーブイチジク低木で覆われ、さらに高い所にはビャクシン属の植物が自生している。寒冷な渓谷ではザクロアンズが栽培されている。

脚注

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  1. ^ オマーン山脈北部におけるフィールド観察の記録 | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年2月10日閲覧。
  2. ^ Sato, Kazuaki (1981). “Present Situation of Agriculture in the United Arab Emirates”. Japanese Journal of Tropical Agriculture 25 (1): 31–38. doi:10.11248/jsta1957.25.31. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsta1957/25/1/25_1_31/_article. 
  3. ^ 南西アジア:オマーン北部”. 世界自然保護基金. 2024年2月10日閲覧。
  4. ^ Hanif, Nadeem (2015年2月4日). “Arabian Oryx thriving at Abu Dhabi sanctuary” (英語). The National. 2024年2月10日閲覧。

外部リンク

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ハジャル[山脈]』 - コトバンク

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