ベーシスト
ベース楽器を演奏する音楽家
ベーシスト(Bassist)またはベースプレイヤー(Bass player)は、ベースを演奏するミュージシャンである。ベースにはダブルベース(コントラバス)やエレクトリックベースなど様々な種類があるが、奏者は一様にベーシストと呼ばれる。ベーシストはロック、ファンク、R&B、レゲエ、ジャズなど、多くの音楽ジャンルで演奏を行う。またベーシストは、ドラマーとともにリズム隊としてビートを支える役割を担っている。
概要
編集エレクトリックベースは1940年代後半に開発され、その後ファンク、R&B、ソウルミュージック、ロック、レゲエ、ジャズ/クロスオーバー、フュージョン、ハードロック/ヘヴィメタル、ポップ・ミュージックのリズム楽器として使用されるようになった。またアコースティック楽器であるダブルベース(ウッドベース)は、ジャズ、クラシック音楽、フォーク、ブルーグラス、ロカビリー、ネオロカビリー、カントリーのリズム楽器だった。チューバやスーザフォンなどの低音金管楽器は、ディキシーランド・ジャズやニューオーリンズ・ジャズのバンドのベースとして機能した。
ブーツィー・コリンズ[注釈 1]、ラリー・グラハム[注釈 2]、フレッド・トーマス[注釈 3]、ロバート・クール・ベル[注釈 4]、マーシャル”ロック”ジョーンズ[注釈 5]、バーナード・エドワーズ[注釈 6]、アンディ・フレイザー[注釈 7]、メル・サッチャー[2][注釈 8]、ビル・ワイマン、ポール・マッカートニーらはエレクトリックベース・ギターを使用した。ストレイ・キャッツのリー・ロッカーら、ネオロカビリー・バンドのベーシストは、ダブルベース(コントラバス)を使用した。
著名なベーシスト
編集- 沢田泰司
- クリス・スクワイア
- クリスチャン・マクブライド
- グレッグ・レイク
- ゲディー・リー
- ジャコ・パストリアス
- ジェームス・ジェマーソン
- ジョー・オズボーン
- ジョン・ウェットン
- ジョン・パティトゥッチ
- ジョン・エントウィッスル
- スタンリー・クラーク
- スティング
- トニー・レヴィン
- ビリー・シーン(ミスター・ビッグ)
- ビル・ワイマン
- ブーツィー・コリンズ
- フリー
- ポール・マッカートニー
- ボブ・ボーグル - ザ・ベンチャーズ
- マーカス・ミラー
- ラリー・グラハム
- ロン・カーター
- いかりや長介
- ISAKICK
- 犬塚弘
- 恩田快人
- 亀田誠治
- 北山修
- 休日課長
- KenKen
- 中村正人
- ハマ・オカモト
- 細野晴臣
- 松井常松
- ルイズルイス加部
- 重廣誠
- キタニタツヤ
- 堀江晶太
- 新井和輝
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集- ^ ジェームス・ブラウン、パーラメント、ファンカデリックなどのベースを担当した
- ^ スライ&ザ・ファミリー・ストーン、グラハム・セントラル・ステーションのベーシスト
- ^ liner-notes by Alan Leeds, Thomas performed on: "Doing It to Death", "Hot Pants (James Brown song)、Hot Pants Road", "Pass the Peas", "Gimme Some More (The J.B.'s song)", "Givin' Up Food for Funk", "Same Beat", "Damn Right I Am Somebody", "Breakin' Bread", "(It's Not the Express) It's the J.B.'s Monaurail", "If You Don't Get It the First Time...
- ^ クール&ギャングのベース奏者
- ^ オハイオ・プレイヤーズのベーシスト
- ^ シックのベースを担当
- ^ フリーの初代ベーシスト
- ^ グランド・ファンク・レイルロードのベーシスト