ペペテラ
ペペテラ(Pepetela, 1941年 - )はアンゴラの作家。アンゴラ西部のベンゲラ出身。ポルトガル系アンゴラ人。本名は、アルトゥール・カルロス・マウリシオ・ペスターナ・ドス・サントス(Artur Carlos Maurício Pestana dos Santos)。ペペテラとは、ウンブンド語で「まつ毛」を意味し、ポルトガル語でまつ毛を意味する本名のペスターナとかけてこの名を選んだ。ポルトガル語で執筆を行なう。
ペペテラ Pepetela | |
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誕生 |
アルトゥール・カルロス・マウリシオ・ペスターナ・ドス・サントス (Artur Carlos Maurício Pestana dos Santos) 1941年(82 - 83歳) ポルトガル領アンゴラ、ベンゲラ |
職業 | 小説家 |
国籍 | アンゴラ |
代表作 | 『マヨンベ』 |
主な受賞歴 |
アンゴラ文学賞(1980年) カモンイス賞(1997年) |
MPLA(アンゴラ解放人民運動)の一員としてアンゴラ独立戦争に参加し、その体験をもとに小説『マヨンベ』を執筆した。マヨンベとは、物語の舞台となるアンゴラの飛び地であるカビンダの熱帯雨林を指す。
1997年にカモンイス賞を受賞した。
主要著書
編集- Parábola do Cágado Velho
- Ngunga's Adventures: A story of Angola (in Portuguese, As Aventuras de Ngunga), 1972
- Muana Puó, 1978
- Mayombe , 1980.
- ペペテラ/市之瀬敦訳『マヨンベ』緑地社〈アフリカ叢書〉、1995年3月。ISBN 4-89751-031-7。
- Yaka, 1984
- O Cão e os Caluandas, 1985
- Luandando, 1990
- Lueji, o Nascimento de um Império, 1990
- A Geração da Utopia, 1992
- The Return of the Water Spirit (in Portuguese, O Desejo de Kianda), 1995
- The Glorious Family (A Glorioso Família), 1996
- A Montanha da Água Lilás, 2000
- Jaime Bunda, agente secreto, 2001
- Jaime Bunda e a morte do americano, 2003
- Predadores, 2005
- O quase fim do mundo, 2008
参考文献・出典
編集- 市之瀬敦『マヨンベ』解説