受戒(じゅかい)は、仏教帰依する証として戒律[注 1]を受持すること、またそのための儀式である[1]

出家在家の別を問わないものであり[1]、戒律を授ける側からみれば授戒である[2]集団で受戒する儀式(法会)が催されることがあり、受戒会(じゅかいえ)[1]または授戒会とよばれる。儀式の場所は戒壇である[3]。受戒により授けられる名前戒名ないし法号である[4][注 2]

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ と、波羅提木叉にまとめられた
  2. ^ 浄土真宗は受戒の制度がなく、法名と呼ばれる。

出典

編集
  1. ^ a b c 受戒」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E5%8F%97%E6%88%92コトバンクより2020年7月10日閲覧 
  2. ^ 授戒」『世界大百科事典 第2版』https://kotobank.jp/word/%E6%8E%88%E6%88%92コトバンクより2020年7月10日閲覧 
  3. ^ 戒壇」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』https://kotobank.jp/word/%E6%88%92%E5%A3%87コトバンクより2020年7月10日閲覧 
  4. ^ 戒名」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』https://kotobank.jp/word/%E6%88%92%E5%90%8Dコトバンクより2020年7月10日閲覧 
  NODES