四面半六面体(しめんはんろくめんたい、Tetrahemihexahedron)とは、一様多面体の一種である。正方形3枚が対角線で交差しできた8つの穴の内4つを正三角形で覆いかぶせたもので、正八面体の内4面を立方体頂点の内側のように削ったものである。一様多面体の中では唯一奇数個の面で構成されている。また、(非凸なものを含む場合の)準正多面体でもある(ただし英語版Wikipediaでは準正多面体ではなくHemipolyhedronの一種とされる)。

四面半六面体
四面半六面体

性質

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  • 構成面: 正三角形4枚(正八面体のうちの4面)、正方形3枚(正八面体の赤道面、対角線で交差する)、計7枚
  • 辺: 12
  • 頂点: 6
  • 頂点形状: 3, 4, 3/2, 4(3,4,3,4が蝶ネクタイ型に交差する)
     
  • ワイソフ記号: 3 3/2 | 2
  • : 正八面体
  • 双対: Tetrahemihexacron(外観は立方体の面を無限に延ばしたもの)
     

関連項目

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