国王公式誕生日

イギリス連邦王国の祝日

国王公式誕生日(こくおうこうしきたんじょうび、King's Official Birthday)または女王公式誕生日(じょおうこうしきたんじょうび、Queen's Official Birthday)は、イギリス及び英連邦王国(Commonwealth realm)諸国における君主の公式の誕生日として祝賀行事が行われる日で、イギリス本国においては「6月第三土曜日」に設定されている。

連合王国及び英連邦王国各国の君主であるチャールズ3世の実際の誕生日は11月14日である(2023年撮影)

概要

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19世紀のヴィクトリア女王までは、君主の誕生日に合わせて祝賀が行われていた[1]。ヴィクトリア女王は5月24日生まれだった。しかし、次代のエドワード7世11月9日生まれで寒冷な時期にあたるため、引き続き5~6月頃の気候の良い時期に行事が行われることとなった[1]。ヴィクトリア女王は63年7か月間在位したのに対し、息子のエドワード7世は9年3月余りだった。

続くジョージ5世6月3日生まれだったが、ジョージ6世12月14日生まれで再び寒冷な時期となったことから、「6月第二木曜日」を国王公式誕生日とした[1]エリザベス2世は、1959年に平日から「6月第二土曜日」に移動させた[1]チャールズ3世の公式誕生日は「6月第三土曜日」となった[2]

主要行事

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1939年5月19日カナダ訪問時に公式誕生日として祝賀を受けるジョージ6世夫妻

各国における祝日

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英連邦王国各国では、祝日の日取りが国単位、州や地域単位で異なる。1997年の香港返還までは、イギリス領香港でも祝日だった。

参考文献

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  • 君塚直隆『エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主中央公論新社、2020年2月。ISBN 978-4121025784 

脚注

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注釈

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出典

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関連項目

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