永久的に水で覆われていない地球の固い表面

(チ、ジ、つち)とは、場所などを指す。比喩抽象哲学などの意味で使われる場合もある。

基本的な意味

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世界観・死生観

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  • などが住む場所と対比して、「人間動物の住む場所」という意味で使われる場合がある。
  • 死後の世界を表すことがある。[注 1]例:「地に帰る」「地獄

翻訳語

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次のような西洋語の翻訳語として「地」が用いられることがある。

比喩

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  • 地は、確かさ、安定のメタファーとして用いられることがある。例:「地道」「地に足が着いている[注 2]
  • 「天」が良い状態、「地」が悪い状態、とのメタファーで(あるいは、上は良く、下は悪い、との概念メタファーで)、否定的な意味で。例:「地に落ちる[注 3]

脚注

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  1. ^ 注:死後の世界は「天」にある、と考えられている場合もあるが、死後の世界は「地」にあると考えられている場合もある。日本の伝統的な考え方や古代ギリシャなどでは、冥府は地下にあるとする物語が多い。
  2. ^ 宙に浮いている状態との対比
  3. ^ 「上がる」や「天に昇る」との対比。あるいは、天が幸福で、地が不幸、といったメタファー。
出典
  1. ^ a b c d e f g h 広辞苑 第五版 p.1699 【地】
  2. ^ a b c d 三省堂 新漢和辞典

関連項目

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