小林茂 (自衛官)
小林 茂(こばやし しげる、1960年〈昭和35年〉11月[1]- )は、日本の陸上自衛官。宮城県出身。1等陸佐までの職種は特科(野戦特科)。陸上自衛隊第15旅団長時代の2014年2月には沖縄地方の防衛について「先島に実力部隊を置く必要がある」との見解を示した[2]。その後第3師団長、中央即応集団司令官(末代)等の要職を経て、初代陸上総隊司令官に就任。
小林 茂 Shigeru Kobayashi | |
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中央即応集団司令官・小林茂陸将 (2016年8月) | |
生誕 |
1960年11月(64歳) 日本 宮城県 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
軍歴 | 1983 - 2018 |
最終階級 | 陸将(陸上自衛隊) |
除隊後 | 東京都危機管理監 |
略歴
編集- 1983年(昭和58年)3月:防衛大学校卒業(第27期・同期に統合幕僚長山崎幸二・ 参議院議員の佐藤正久等)
- 2002年(平成14年)1月:1等陸佐に昇任(防大27期一選抜)
- 2002年(平成14年)8月:研究本部研究員
- 2003年(平成15年)7月:陸上幕僚監部防衛部運用課運用第1班長
- 2005年(平成17年)7月:第9特科連隊長兼岩手駐屯地司令[3]
- 2007年(平成19年)3月:陸上幕僚監部人事部人事計画課長[3][4]
- 2008年(平成20年)8月1日:陸将補に昇任(防大27期一選抜)
- 2009年(平成21年)3月14日:富士学校特科部長
- 2010年(平成22年)7月26日:陸上幕僚監部運用支援・情報部長[3]
- 2012年(平成24年)7月26日:第3代第15旅団長[3][5]
- 2014年(平成26年)8月5日:陸将に昇任(防大27期一選抜)、第36代第3師団長[6]
- 2015年(平成27年)8月4日:防衛大学校幹事[3][7]
- 2016年(平成28年)7月1日:第8代中央即応集団司令官[3][8][9]
- 2017年(平成29年)7月:米豪軍の合同演習「タリスマン・セーバー17」に自衛隊が参加するに当たって担任官を担当[10]
- 2018年(平成30年)
- 3月27日:初代陸上総隊司令官に就任
- 8月1日:退官
- 10月11日:東京都危機管理監
脚注及び出典
編集- ^ 防衛年鑑(2014年版) ISBN 9784938468354 525頁
- ^ “「先島に実力部隊必要」 小林第15旅団長”. 八重山毎日新聞社 (2014年2月11日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ a b c d e f “司令官紹介”. 防衛省 陸上自衛隊 中央即応集団. 2017年12月27日閲覧。
- ^ “防衛省発令人事”. 防衛ホーム新聞社 (2007年4月3日). 2017年12月27日閲覧。
- ^ “行政記録(平成24年1月~平成24年12月)” (PDF). 沖縄県. p. 23. 2017年12月27日閲覧。
- ^ “山下・陸自中部方面総監が着任 兵庫”. 産経新聞 (2014年8月7日). 2017年12月27日閲覧。
- ^ “防大タイムズNo.174”. 防衛大学校 (2015年8月6日). 2017年12月27日閲覧。
- ^ “第8代中央即応集団司令官に小林陸将着任”. 防衛省 陸上自衛隊 中央即応集団 (2016年7月1日). 2017年12月27日閲覧。
- ^ “陸自・海自:トップが着任 松本司令と小林司令官 / 神奈川”. 毎日新聞社 (2016年7月2日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ “平成29年度豪州における米軍との実動訓練(タリスマンセーバー17)の概要について”. 陸上自衛隊 (2017年7月6日). 2017年12月27日閲覧。
- ^ a b 幹部職員の再就職状況について東京都
- ^ 東京都 参 与 一 覧東京都
- 防衛省将官人事(2007年~2018年)
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