樋橋
千葉県香取市の小野川に架かる橋
樋橋(とよはし)は、千葉県香取市の小野川に架かる橋である。ジャージャー橋とも呼ばれ、日本の音風景100選に選定されている。
概要
編集樋橋はもともと、江戸時代に小野川上流でせき止めた農業用水を佐原の関戸方面(現佐原駅方面)の水田に送るため、小野川に架けられた大きな樋(とよ)であった。この樋から小野川に落ちる水の音からジャージャー橋と呼ばれるようになった。
その樋を人が渡るようになり、昭和時代にコンクリート橋、1992年(平成4年)に現在の橋となった。平成4年に橋を造る際に、かつてのジャージャー橋のイメージを再現するため、水が落ちるように造られた。落水は昼間のみ(午前9時~午後5時)、30分おきである[1]。
1996年(平成8年)に環境省の日本の音風景100選に選定された。