銀食器
概要
編集古くから銀には抗菌作用があり、美しいので食器として重宝された。
1970年から1980年にかけてハント兄弟が銀を買い占めた事により銀相場が高騰した際には(銀の木曜日)ヨーロッパの一般家庭が使っていた、銀食器が大量に鋳つぶされ、市場に大量放出された[1]。
銀食器の手入れ方法
編集銀食器は空気中の硫黄分[2]によって黒く変色する。それらは磨き粉などで磨くと除去できるが、その際、減量してしまう。そこで、金属以外の容器にアルミ箔を入れてその上に銀食器を置いて熱湯と塩または重曹を入れてしばらく放置するともとの輝きを取り戻す事が出来る[3]。
関連項目
編集出典
編集- ^ 山口英一監修、非鉄金属研究会編著、『非鉄金属の本』、日刊工業新聞社、2010年8月30日初版1刷発行、ISBN 9784526065149
- ^ 自動車等の内燃機関から排出される亜硫酸ガス
- ^ “【新品に見違える!? 】変色しやすいシルバーアクセサリーのお手入れのコツとは? | 東京ガス ウチコト”. 2020年8月15日閲覧。