1981年のスポーツ
1981年(昭和56年)のスポーツについて記述する。
できごと
編集- 1月17日 - 大相撲の大関貴ノ花利彰引退
- 3月10日 - 大相撲の横綱輪島大士引退
- 4月26日 - 「国際障害者年」を記念して、熊本で第1回精神薄弱者体育大会開催
- 7月21日 - 大相撲の千代の富士貢、横綱昇進
- 8月20日 - 第1回皆生トライアスロン大会(日本初のトライアスロン大会)
- 9月2日 - 日本体育協会アマチュア委員会、スポンサー付き「冠大会」を事実上承認
- 9月6日~9日 - 日本初の女子サッカーの国際試合が神戸と東京で開催
- 9月30日 - 1988年の夏季オリンピックの開催地がソウルに決定、名古屋誘致失敗
- 10月3日~4日 - 第1回日本スペシャルオリンピック全国大会開催
- 11月1日 - サッカーの釜本邦茂、日本人初の200得点達成
- 11月7日 - 三原正がロッキー・フラットに判定勝ちで新王者に(世界ジュニアミドル級)
- 11月28日 - バレーボールワールドカップ、女子は中国が初世界制覇、男子ではソ連が3度目の優勝
総合競技大会
編集- 第10回冬季ユニバーシアード(スペイン・ハカ・2月24日~3月4日) - 日本の獲得メダル:金0、銀2、銅2
- 第2回スペシャルオリンピックス冬季世界大会(アメリカ・スマグラーズノッチ、ストウ・3月8日~13日)
- 第11回夏季ユニバーシアード(ルーマニア・ブカレスト・7月19日~30日) - 日本の獲得メダル:金3、銀2、銅2
- 第14回世界ろう者競技大会(西ドイツ・ケルン・7月23日~8月1日) - 日本の獲得メダル:金7、銀4、銅2
- 第1回ワールドゲームズ(アメリカ・サンタクララ・7月24日~8月2日)
- 第36回びわこ国体(冬季スケート・アイスホッケー - 山梨県・1月26日~29日、冬季スキー - 新潟県・2月21日~24日、夏季 - 滋賀県・9月13日~16日、秋季 - 滋賀県・10月13日~18日)
アイスホッケー
編集- スタンレーカップ決勝(1980-1981シーズン)
- ニューヨーク・アイランダース (4勝1敗) ミネソタ・ノーススターズ
アメリカンフットボール
編集- 第15回スーパーボウル(1月25日)
- ロサンゼルス・レイダース(AFC) 27-10 フィラデルフィア・イーグルス(NFC)
大相撲
編集→「1981年の相撲」を参照
競馬
編集- 皐月賞(4月12日): カツトップエース(騎手 : 大崎昭一)
- 天皇賞(春)(4月29日) : カツラノハイセイコ(騎手 : 河内洋)
- オークス(5月24日) : テンモン(騎手 : 嶋田功)
- 日本ダービー(5月31日) : カツトップエース(騎手 : 大崎昭一)
- 宝塚記念(6月7日):カツアール(騎手 : 樋口弘)
- 天皇賞(秋)(10月25日) : ホウヨウボーイ(騎手 : 加藤和宏)
- 菊花賞(11月8日) : ミナガワマンナ(騎手 : 菅原泰夫)
- ジャパンカップ(11月22日) : メアジードーツ(騎手 : キャッシュ・アスムッセン)
- 有馬記念(12月20日) : アンバーシャダイ(騎手 : 東信二)
ゴルフ
編集世界4大大会(男子)
編集- マスターズ優勝者:トム・ワトソン(アメリカ)
- 全米オープン優勝者:デビッド・グラハム(オーストラリア)
- 全英オープン優勝者:ビル・ロジャース(アメリカ)
- 全米プロゴルフ優勝者:ラリー・ネルソン(アメリカ)
日本
編集サッカー
編集自転車競技
編集→「1981年の自転車競技」も参照
トラックレース
編集ロードレース
編集- 第64回ジロ・デ・イタリア
- 総合優勝:ジョバンニ・バッタリン(イタリア)
- 第68回ツール・ド・フランス
- 世界選手権
- プロ・個人ロードレース優勝:フレディ・マルテンス(ベルギー)
テニス
編集グランドスラム
編集- 全仏オープン 男子単優勝:ビョルン・ボルグ(スウェーデン)、女子単優勝:ハナ・マンドリコワ(チェコスロバキア)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ジョン・マッケンロー(アメリカ)、女子単優勝:クリス・エバート・ロイド(アメリカ)
- 全米オープン 男子単優勝:ジョン・マッケンロー(アメリカ)、女子単優勝:トレーシー・オースチン(アメリカ)
- 全豪オープン 男子単優勝:ヨハン・クリーク(南アフリカ)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
ボルグが全仏オープンで史上最多の6勝目を飾るが、ウィンブルドン選手権の決勝でマッケンローに敗れ、大会6連覇を逃す。全米オープンの男子決勝でもマッケンローがボルグを破る。結果として、この年の全仏オープンがボルグの最後の4大大会優勝となった(通算11勝)。全米女子シングルス優勝のオースチンは、ほどなくして背中の故障から“燃え尽き症候群”にかかって現役を引退する。ナブラチロワは1981年7月にアメリカ市民権を取得し、この年の全豪オープンからアメリカ国籍での優勝となる。
バスケットボール
編集- NBAファイナル(1980-1981シーズン)
- ボストン・セルティックス(東) (4勝2敗) ヒューストン・ロケッツ(西)
バレーボール
編集→「1981年のバレーボール」を参照
ボクシング
編集野球
編集→「1981年の野球」を参照
ラグビー
編集- 第18回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝(1月15日・国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)
誕生
編集- 1月3日 - イーライ・マニング(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 1月4日 - 小原日登美(青森県、レスリング)
- 1月14日 - 田口節子(岡山県、競艇)
- 1月16日 - ニクラス・ベントナー(デンマーク、サッカー)
- 1月30日 - 久保田智之(埼玉県、野球)
- 1月30日 - 末綱聡子(大分県、バドミントン)
- 1月30日 - ディミタール・ベルバトフ(ブルガリア、サッカー)
- 1月31日 - 森本稀哲(東京都、野球)
- 1月31日 - 岩田寛(宮城県、ゴルフ)[1]
- 2月10日 - 棟田康幸(愛媛県、柔道)
- 2月21日 - 和田毅(愛知県、野球)
- 2月24日 - レイトン・ヒューイット(オーストラリア、テニス)
- 2月25日 - 朴智星(韓国、サッカー)
- 3月10日 - サミュエル・エトオ(カメルーン、サッカー)
- 3月10日 - 黒海太(グルジア、相撲)
- 3月14日 - ボビー・ジェンクス(アメリカ、野球)
- 3月16日 - カーティス・グランダーソン(アメリカ、野球)
- 3月17日 - 館山昌平(神奈川県、野球)
- 3月23日 - 本田武史(福島県、フィギュアスケート)
- 4月9日 - デニス・サファテ(アメリカ、野球)
- 4月11日 - 鶴岡慎也(鹿児島県、野球)
- 4月12日 - 岩隈久志(東京都、野球)
- 4月19日 - トロイ・ポラマル(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 4月24日 - 田中マルクス闘莉王(ブラジル→日本、サッカー)
- 4月24日 - 中西悠子(大阪府、水泳)
- 4月25日 - アニャ・パーソン(スウェーデン、アルペンスキー)
- 4月25日 - フェリペ・マッサ(ブラジル、レーシングドライバー)
- 4月26日 - 武蔵海豊(愛媛県、相撲)
- 5月1日 - ウェス・ウェルカー(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 5月8日 - 田島寧子(神奈川県、水泳)
- 5月10日 - 岸田護(大阪府、野球)
- 5月11日 - 松井大輔(京都府、サッカー)
- 5月15日 - ジャスティン・モルノー(カナダ、野球)
- 5月20日 - 田中賢介(福岡県、野球)
- 5月20日 - イケル・カシージャス(スペイン、サッカー)
- 5月22日 - ユルゲン・メルツァー(オーストリア、テニス)
- 5月31日 - ジェイク・ピービー(アメリカ、野球)
- 6月2日 - ニコライ・ダビデンコ(ロシア、テニス)
- 6月3日 - 川﨑宗則(鹿児島県、野球)
- 6月6日 - 宮﨑大輔(大分県、ハンドボール)
- 6月7日 - アンナ・クルニコワ(ロシア、テニス)
- 6月11日 - 朝倉健太(岐阜県、野球)
- 6月25日 - シモン・アマン(スイス、スキージャンプ)
- 6月26日 - 鳥谷敬(東京都、野球)
- 7月1日 - 尾崎好美(神奈川県、マラソン)
- 7月8日 - アナスタシア・ミスキナ(ロシア、テニス)
- 7月16日 - 白乃波寿洋(熊本県、相撲)
- 7月21日 - 根本裕一(茨城県、サッカー)
- 7月23日 - ヤルコ・ニエミネン(フィンランド、テニス)
- 7月25日 - 駒野友一(和歌山県、サッカー)
- 7月25日 - ケビン・クーズマノフ(アメリカ、野球)
- 7月29日 - フェルナンド・アロンソ(スペイン、レーシングドライバー)
- 7月31日 - 糸井嘉男(京都府、野球)
- 8月4日 - 谷本歩実(愛知県、柔道)
- 8月7日 - 朝赤龍太郎(モンゴル、相撲)
- 8月8日 - ロジャー・フェデラー(スイス、テニス)
- 8月15日 - ブレンダン・ハンセン(アメリカ、水泳)
- 8月16日 - ロケ・サンタ・クルス(パラグアイ、サッカー)
- 9月9日 - 川島亮(千葉県、野球)
- 9月20日 - フェリシアーノ・ロペス(スペイン、テニス)
- 9月26日 - セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ、テニス)
- 10月1日 - 大友慧(千葉県、サッカー)
- 10月3日 - ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン、サッカー)
- 10月6日 - 伊調千春(青森県、レスリング)
- 10月10日 - 那須大亮(神奈川県、サッカー)
- 10月12日 - 名城信男(奈良県、ボクシング)
- 10月15日 - エレーナ・デメンチェワ(ロシア、テニス)
- 10月28日 - 田中一徳(兵庫県、野球)
- 10月29日 - 小松聖(福島県、野球)
- 10月29日 - アマンダ・ビアード(アメリカ、水泳)
- 11月3日 - 正田樹(群馬県、野球)
- 11月4日 - 脇谷亮太(大分県、野球)
- 11月4日 - 宮地静香(兵庫県、クリケット)[2][3]
- 11月16日 - 高山久(熊本県、野球)
- 11月25日 - マウリシオ・ショーグン(ブラジル、格闘家)
- 11月25日 - シャビ・アロンソ(スペイン、サッカー)
- 12月3日 - ダビド・ビジャ(スペイン、サッカー)
- 12月8日 - 馬原孝浩(熊本県、野球)
- 12月9日 - マーディ・フィッシュ(アメリカ、テニス)
- 12月11日 - ハビエル・サビオラ(アルゼンチン、サッカー)
- 12月20日 - ジュリアン・ベネトー(フランス、テニス)
- 12月25日 - 北田瑠衣(福岡県、ゴルフ)
- 12月29日 - 荒川静香(神奈川県、フィギュアスケート)
死去
編集- 2月18日 - 藤本定義(愛媛県、野球、*1904年)
- 3月7日 - ヒルデ・スパーリング(ドイツ、テニス、*1908年)
- 3月20日 - アービング・ジャフィー(アメリカ、スピードスケート、*1906年)
- 3月30日 - ダグラス・ロー(イギリス、陸上競技、*1902年)
- 4月12日 - ジョー・ルイス(アメリカ、ボクシング、*1914年)
- 4月27日 - 曽根康治(埼玉県、柔道、*1928年)
- 5月6日 - 浜崎真二(広島県、野球、*1901年)
- 5月24日 - ヘルベルト・ミューラー(スイス、自動車レース、*1940年)
- 6月7日 - 琴ヶ濱貞雄(香川県、相撲、*1927年)
- 8月2日 - デルフォ・カブレラ(アルゼンチン、陸上競技、*1919年)
- 9月26日 - ロイ・コクラン(アメリカ、陸上競技、*1919年)
- 9月27日 - 尾形藤吉(北海道、競馬、*1892年)
- 11月25日 - モリス・カークシー(アメリカ、陸上競技、*1895年)
- 12月2日 - フランシス・ハンター(アメリカ、テニス、*1894年)
- 12月14日 - 松本善登(島根県、競馬、*1933年)
脚注
編集- ^ “岩田寛 最年長メジャーV 43歳悲願、石川遼とのPO制し「ほんとんど遼の応援だと思ってた」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2024年6月10日) 2024年6月10日閲覧。
- ^ 三河賢文. “日本人初!宮地静香選手がプロクリケット選手として海外リーグと契約”. New Road. ネットワークコミュニケーションズ. 2022年5月18日閲覧。
- ^ “Shizuka Miyaji”. Cricinfo. 2022年5月18日閲覧。