2002 AA29
小惑星
2002 AA29は、2002年1月にリンカーン研究所のサーベイ (LINEAR) によって発見された地球近傍小惑星の一つ。この小惑星は地球とほとんど同じ周期で公転しながら、95年ごとに地球に接近する馬蹄型の軌道をたどる。また600年ごとに軌道が地球と重なり、一時的に準衛星となる。直径は60m程度と計測されている。
2002 AA29 | |
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地球を固定して描いた2002 AA29の軌道
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仮符号・別名 | 2002 AA29 |
分類 | 地球近傍小惑星 |
軌道の種類 | アテン群 |
発見 | |
発見日 | 2002年1月9日 |
発見者 | LINEAR |
軌道要素と性質 元期:2012年9月30日 (JD 2,456,200.5) | |
軌道長半径 (a) | 0.993 AU |
近日点距離 (q) | 0.980 AU |
遠日点距離 (Q) | 1.006 AU |
離心率 (e) | 0.013 |
公転周期 (P) | 0.99 年 (361.29 日) |
軌道傾斜角 (i) | 10.75 度 |
近日点引数 (ω) | 101.51 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 106.39 度 |
平均近点角 (M) | 194.61 度 |
物理的性質 | |
直径 | ~0.06 km |
質量 | ~2.3 ×108 kg |
平均密度 | 2? g/cm3 |
表面重力 | ~1.7 ×10−5 m/s2 |
脱出速度 | ~3.2 ×10−5 km/s |
自転周期 | 0.55 時間 |
絶対等級 (H) | 23.849 |
アルベド(反射能) | 0.1? |
表面温度 | ~279 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
2003年1月8日、ここ一世紀ほどで最も地球に近づき、590万kmの距離まで迫った。
プリンストン大学のリチャード・ゴットとエドワード・ベルブルーノは、この小惑星は原始地球とテイアが衝突したジャイアント・インパクトの際にできたのではないかと考えている。