ASローマ (女子)

ASローマ
原語表記	Associazione Sportiva Roma
愛称	Le Giallorosse（レ・ジャッロロッセ） (黄色と赤); La Lupa（ラ・ルーパ） (雌狼); La Magica（ラ・マージカ） (魔法)
クラブカラー	黄; カーマイン
創設年	2018年
所属リーグ	セリエA
所属ディビジョン	1部
昨季リーグ順位	1位 (2023-24)
ホームタウン	ローマ
ホームスタジアム	スタディオ・トレ・フォンターネ（英語版）
代表者	ダン・フリードキン（英語版）
監督	アレッサンドロ・スプンニャ（英語版）
公式サイト	公式サイト
	■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

ASローマ（AS Roma）は、ASローマ・フェンミニーレ（AS Roma Femminile）またはASローマ・ウィメン（AS Roma Women）とも呼ばれる、イタリア・ローマを本拠地とする女子サッカークラブである。

概要

2018年に男子サッカークラブのASローマが、女子セリエAに所属していたSSDレス・ローマ（英語版）のライセンスを引き継ぎ、女子部門が設立された^[1]^[2]。初代監督にエリザベッタ・バヴァニョーリ（英語版）を迎え、初年度となる2018-19シーズンはトップハーフとなる4位に入った^[3]。2020年8月にはアメリカ人の実業家ダン・フリードキン（英語版）がクラブを買収し、新オーナーに就任^[4]。新体制となったこの2020-21シーズンにクラブはコッパ・イタリア（英語版）を制し初タイトルを獲得した^[5]。

2021年6月、3年間監督を務めていたバヴァニョーリが新たに創設された女子部門のトップの役職 (Head of Women's Football)に昇格し^[6]、新監督としてアレッサンドロ・スプンニャ（英語版）が招聘された^[7]。スプンニャ体制1年目はセリエAで2位に入り、翌2022-23シーズンはUEFA女子チャンピオンズリーグに初出場すると予選、グループステージを突破しベスト8に進出。またセリエAでは5連覇を果たしていたユヴェントスFCを抑え初のスクデットを獲得した^[8]。

成績

シーズン	国内リーグ		国内カップ		欧州大会
2018-19	セリエA	4位	コッパ・イタリア	ベスト4
2019-20		4位^{[注釈 1]}		ベスト4^{[注釈 2]}
2020-21		5位		優勝
2021-22		2位		準優勝
2022-23		1位		準優勝	WCL	ベスト8
2023-24		1位		優勝	WCL	グループステージ敗退

タイトル

セリエA：2回
- 2022-23, 2023-24
コッパ・イタリア（英語版）：2回
- 2020-21, 2023-24
スーペルコッパ・イタリアーナ（英語版）：1回
- 2022

現所属選手

2024年10月19日現在^[9]

注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。


No.	Pos.	選手名
1	GK	オリヴィエ・ルカーショヴァー（イタリア語版）
2	DF	南萌華
3	DF	ルチーア・ディ・グリェルモ（英語版）
6	DF	オイアネ・バルデサテ（英語版）
7	FW	エヴリン・ヴィアン（英語版）
8	MF	熊谷紗希
9	FW	ヴァレンティーナ・ジャチンティ（英語版）
10	MF	マヌエーラ・ジュリャーノ（英語版）
11	FW	エミリー・ハーヴィ（英語版）
12	GK	カメリア・チェアザル（英語版）
14	DF	エセオサ・アイグボグン（英語版）
15	MF	ジューリア・ドラゴーニ（英語版）
16	FW	アリーチェ・コレッリ（英語版）


No.	Pos.	選手名
17	FW	アラヤ・ピルグリム（英語版）
18	FW	ベネデッタ・リョンナ（英語版）
19	DF	ヴェレーナ・ハンショー（英語版）
20	MF	ジャーダ・グレッジ（英語版）
22	MF	マルタ・パンディーニ（英語版）
23	DF	アワ・シソコ（英語版）
25	DF	フレデリケ・トーガセン（英語版）
30	GK	イザベラ・クレシェ（英語版）
32	DF	エーレナ・リナーリ（英語版）
47	FW	ジューリア・ガッリ
51	MF	サネ・トロエルスゴール（英語版）
52	GK	リリアーナ・メロッラ
88	MF	マヤ・マドン