BMW・N20エンジン
BMW・N20エンジンとは、BMWの直列4気筒ターボのガソリンエンジンの系列である。直列6気筒エンジンであるN52およびN53エンジンの後継として2011年に登場した。
ツインスクロールターボ、可変バルブタイミング、可変バルブリフト、ガソリン直噴、アイドリングストップ機能、電気式冷却ポンプなどを備えている。
N20は、より小排気量のN13ターボエンジンと並行して生産された。N20エンジンは2012年のテン・ベスト・エンジンに選出された。2014年から後継となるBMW B48エンジンに代替が進んでいる。
バリエーション
編集エンジン型式 | 総排気量 | 最高出力 | 最大トルク | レブリミット | 販売期間 |
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N20B20B | 1,997 cc | 135 kW (184 PS; 181 hp) @ 5000 | 270 N·m (199 lb·ft) @ 1250-4500 | 7000 | 2011– |
N20B20A | 180 kW (245 PS; 241 hp) @ 5000 | 350 N·m (258 lb·ft) @ 1250-4800 | 7000 | 2011– |
搭載車種
編集135 kW 版
- 2011– E84 X1 xDrive/sDrive20i
- 2011– F25 X3 xDrive20i
- 2012– F30 320i
- 2012– F10 523i
- 2011– E89 Z4 sDrive20i
- 2014– F22 220i
180 kW 版
参考文献
編集- ^ “BMW 4-Cylinder Engines Return to US in 2,011 in (51,079 mm) the Z4 sDrive28i”. BMW Group. 14 May 2012閲覧。