KAIコミューター
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PTケレタ・コミューター・インドネシア[4](PT Kereta Commuter Indonesia、商号KAIコミューター、略称KCIまたはKAIC)は、インドネシアの国有鉄道会社PTケレタ・アピ・インドネシア( PT Kereta Api Indonesia (KAI))の子会社で、通勤鉄道サービスを運営している。
KAIコミューター本社のあるジュアンダ駅 | |
種類 | 株式会社、子会社 |
---|---|
略称 | KAIコミューター、KCI、KAIC |
本社所在地 |
インドネシア Jl. Ir. Juanda I B No.8-1 Jakarta 10120 |
設立 | 2008年9月15日 |
業種 | 旅客鉄道事業 |
事業内容 | 通勤電車および一部の中距離電車の運行会社。 |
売上高 | 2,399兆ルピア (2021年)[1] |
営業利益 | 379兆5,630億ルピア (2021年)[1] |
純利益 | 285兆1,920億ルピア (2021年)[1] |
総資産 | 2,305兆ルピア (2021年)[1] |
従業員数 | 2.580人 (2021年)[1] |
主要株主 | クレタ・アピ・インドネシア 99% |
関係する人物 |
Asdo Artriviyanto[2] (最高経営責任者) Edy Widyaya[3] (会長委員) |
外部リンク |
commuterline |
当初は大ジャカルタ通勤鉄道の運営会社として設立され、現在はインドネシア国内の複数の通勤鉄道および中距離鉄道の運営を担っている。
日本では会社名を「インドネシア通勤鉄道会社」又は「KCI (Kereta Commuter Indonesiaの略)」・路線系統名を「コミューターライン[注釈 1]」と表記される場合がある。なお、初期の鉄道雑誌等や一部の個人ブログでは「KRLジャボタベック」が運営会社・日本製中古車両の保有会社と表記する文章等もあるが、系統上の愛称であり、この表記は誤りである。
歴史
編集当初は、インドネシア国鉄(PJKA)を1999年に民営化したインドネシア国鉄株式会社(PT Kereta Api Indonesia; PT KAI)が直接運営していたが、2008年9月よりPT Kereta Apiのジャカルタ通勤鉄道事業を分社化したPT KAI Commuter Jabodetabek(PT KCJ)が運営。
その後、2017年9月20日付でPT Kereta Commuter Indonesia(PT KCI)に社名を変更した[5]。
2020年9月28日にはKCIはKAIコミューターにブランド変更し、ロゴも変更し、同時に親会社のPT KAIもロゴを変更した。2020年から、KAIコミューターは全国での運用を拡大した。2020年10月から、以前は親会社であるインドネシア国鉄が運行していたクトアルジョ線(別名:プランバナンエクスプレストレイン)とメラク線の運行が、2020年6月3日にKAIコミューターに移管された[6]。
運行区間
編集エリア | 運行路線名 | 路線長 | 駅数 | 備考 | |
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ジャカルタ首都圏 バンテン州 |
KRLコミューターライン | ボゴール線 | 54.8 km | 26 | 電化 |
チカラン線 | 92 km | 27 | 電化 | ||
ランカスビトゥン線 | 72.8km | 22 | 電化 | ||
タンジュンプリオク線 | 8.1 km | 4 | 電化 | ||
タンゲラン線 | 19.3 km | 11 | 電化 | ||
スカルノ・ハッタ空港線 | 54.3 km | 5 | 電化 | ||
メラク線 | 68.5 km | 13 | |||
バンドン都市圏 | ガルット線 | 31 | |||
バンドン・ラヤ線 | 13 | ||||
チバトゥアン線 | 18 | ||||
KCJB接続線 | 3 | ||||
ワラハル・ジャティルフル線 | 60 km | 10 | |||
ジョグジャカルタ特別州 スラカルタ |
ジョグジャカルタ線 | >60 km | 13 | 電化 | |
プランバナン・エクスプレス線 | 63.6 km | 5 | |||
スラバヤ都市圏 | スラバヤ・コミューターライン 7路線 |
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メラク線
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コミューターライン・ワラハルとジャティルフル
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コミューターライン・バンドンラヤ
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コミューターライン・ガルット
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KRLコミューターライン(ジョグジャカルタ線)
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クトアルジョ線
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コミューターライン・トゥマペル
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コミューターライン・ドーホーとペナタラン
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コミューターライン・シンドロ(シドアルジョ-インドロ)
出典
編集- ^ a b c d e “Laporan Tahunan 2021” (インドネシア語). PT Kereta Commuter Indonesia. 5 Agustus 2023閲覧。
- ^ “Dewan Direksi” (インドネシア語). PT Kereta Commuter Indonesia. 5 Agustus 2023閲覧。
- ^ “Dewan Komisaris” (インドネシア語). PT Kereta Commuter Indonesia. 5 Agustus 2023閲覧。
- ^ “Sekilas PT Kereta Commuter Indonesia (About PT Kereta Commuter Indonesia)” (インドネシア語). krl.co.id (2021年). 2021年9月5日閲覧。
- ^ “State-run commuter line operator PT KCJ transforms into PT KCI”. The Jakarta Post 20 September 2017閲覧。
- ^ Puspa, Anitana Widya (2020年9月30日). “Oktober, KCI Jalankan KA Prameks Solo-Yogyakarta” (インドネシア語). Bisnis.com. 2023年12月6日閲覧。
脚注
編集- ^ 通勤鉄道路線の意味
関連項目
編集外部リンク
編集- KAI Commuter - KAIコミューター
- Info Commuter Line (@CommuterLine) - X(旧Twitter)
- KAIコミューター - YouTubeチャンネル