The Skeptic's Dictionary(ジ・スケプティクス・ディクショナリー)は、ロバート・キャロルが執筆している、迷信オカルト疑似科学といったテーマについてのエッセイを多数収録しているウェブサイト。

The Skeptic's Dictionary
URL
http://www.skepdic.com/
タイプ オンライン辞書
分野 科学、哲学、疑似科学
使用言語 英語
項目数 785項目[1]
閲覧 無料
登録 不要
著作権 コピーライト[2]
設立 1994年[3]
設立者 ロバート・キャロル
管理人 ロバート・キャロル
執筆者 ロバート・キャロル
編集委員 なし
査読制度 なし[4]
現状 稼動中

概説

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著者のロバート・キャロルはアメリカのサクラメント・シティー・カレッジで哲学科講師を務めていた人物。同サイトは1994年、ロバート・キャロルによって50ほどの記事だけを元に始められた。その後少しずつ記事が追加・改訂されていき、2003年には John Wiley & Sons社 より、コンテンツが書籍として出版された[5]。その後も記事は追加されていき、2007年には記事数500本以上[1]、月間のアクセス者数で100万人以上[6]を数えるようになった。

2003年に同サイトの内容を書籍化した『The Skeptic's Dictionary: A Collection of Strange Beliefs, Amusing Deceptions, and Dangerous Delusions』が刊行された[5]。2008年には、その日本語翻訳版『懐疑論者の事典』[7][8]が刊行された[9]

「Dictionary」あるいは「事典」と銘打ってあるが、現代の一般的な辞書や事典のように、数十名~数百名の研究者・学者が執筆し各項目をしっかりと査読してから出版されているものではなく、あくまでロバート・キャロルひとりで自由にエッセーを執筆したものである[9]

コンテンツ

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主なコンテンツは次のような領域に関連するものである。

参考文献

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懐疑論者の事典
(かいぎろんしゃのじてん)
The Skeptic's Dictionary
編集者 小内亨・菊池聡菊池誠高橋昌一郎皆神龍太郎
著者 ロバート・キャロル
訳者 小久保温・高橋信夫長沢裕福岡洋一
発行日   アメリカ合衆国 2003年7月1日
  日本 2008年10月2日
発行元  John Wiley & Sons
 楽工社
ジャンル 科学、哲学、疑似科学
  アメリカ合衆国
言語 英語
形態 上製本並製本
ページ数 458
公式サイト (上)www.rakkousha.co.jp
(下)www.rakkousha.co.jp
コード (上)ISBN 978-4-903063-12-6
(下)ISBN 978-4-903063-13-3
  ウィキポータル 哲学
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テンプレートを表示
  • Carrol, Robert Todd (2003-08-15), The Skeptic's Dictionary: A Collection of Strange Beliefs, Amusing Deceptions, and Dangerous Delusions (Paperback ed.), Hoboken, NJ: John Wiley & Sons, ISBN 978-0-471-27242-7 
  • ロバート・T・キャロル『懐疑論者の事典』 上、小久保温高橋信夫長沢裕福岡洋一訳、楽工社、2008年10月。ISBN 978-4-903063-12-6 
  • ロバート・T・キャロル『懐疑論者の事典』 下、小久保温高橋信夫長沢裕福岡洋一訳、楽工社、2008年10月。ISBN 978-4-903063-13-3 

脚注

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  1. ^ a b サイトのトップページより。「アブラカダブラからゾンビまで(From Abracadabra to Zombies)」というキャッチコピーのすぐ横に、現在の項目数が表示されている。最終アクセス日2019年3月24日。
  2. ^ permission to reprintのページより。最終アクセス日2007年5月7日。
  3. ^ What is The Skeptic's Dictionary?のページより。最終アクセス日2007年5月7日。
  4. ^ 査読されていない。ただ、読者からのフィードバックに基づく記事の改訂などは行なっているとしている。reader feedbackPREFACEなどを参照。
  5. ^ a b Carrol 2003.
  6. ^ Skeptic's Dictionary 内のページ PREFACEより。最終アクセス日2007年5月7日。
  7. ^ キャロル 2008a.
  8. ^ キャロル 2008b.
  9. ^ a b 原著にはロバート・キャロルによる、資料の誤読や混同、確証バイアスなどによる誤った記述などが見られるが、翻訳版では訳注でこれらの点の訂正や補足が行われている。

外部リンク

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