漢字

字源

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  • 指事。「」の枝の部分に○印を加えたもの。「木のえだ」を意味する漢語 /*ke/}を表す字。のち「木」と、枝+○印の部分の筆画が分離し、「枳」の字体となった。さらに「木」を省略することで「」の字が生まれた。[字源 1]
    • 『説文解字』では「木」+「只」と説明されているが、これは誤った分析である。
  1. 鄔可晶 「上古漢語中本来是否存在語気詞“只”的問題的再検討——以出土文献所見辞例和字形為中心」 『出土文献与古文字研究』第6輯 復旦大学出土文献与古文字研究中心編、上海古籍出版社、2013年、408頁。
    裘錫圭 「斉量制補説」 『中国史研究』2019年第1期、8頁

意義

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  1. 橘に似た一種の樹。葉は三出複葉で、枝にとげ多く、花は五弁白色、秋球形の実を結ぶ。生垣に作り、実の殻を薬用に供する。

日本語

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表外漢字

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中国語

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*

名詞

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zhī

  1. カラタチに同じ。但し、カラタチを指示するときは枸橘と書くのが一般的である。

朝鮮語

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*

文字情報

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U+67B3, 枳
CJK 統合漢字-67B3

[U+67B2]
CJK統合漢字
[U+67B4]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x722C
字典掲載
康熙字典 517ページ, 7文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 14583
新潮日本語漢字辞典 (2008) 4934
角川大字源 (1992) 4110
講談社新大字典 (1993) 6833
大漢語林 (1992) 5005
三星漢韓大辞典 (1988) 905ページ, 4文字目
漢語大字典 (1986-1989) 2巻, 1183ページ, 5文字目
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