辺鄙

边鄙 および 邊鄙 も参照。

日本語

名詞

辺鄙 (へんぴ)

1. 都会から離れて、不便な様子。

形容動詞

1. 都会から離れて不便なさま。
   • 宿は鎌倉でも辺鄙な方角にあった。玉突きだのアイスクリームだのというハイカラなものには長い畷を一つ越さなければ手が届かなかった。（夏目漱石 『こゝろ』）

活用と結合例

辺鄙-だ 形容動詞活用表（日本語の活用）

ダ活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
辺鄙	だろ	だっ で に	だ	な	なら	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	辺鄙だろう	未然形 + う
過去・完了	辺鄙だった	連用形 + た
否定形	辺鄙でない	連用形 + ない
自動詞化	辺鄙になる	連用形 + なる
言い切り	辺鄙だ	終止形のみ
名詞化	辺鄙なこと	連体形 + こと
仮定条件	辺鄙ならば	仮定形 + ば
様態	辺鄙そうだ	語幹 + そうだ