黑字 も参照。

日本語

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この単語の漢字
くろ
第二学年

第一学年
湯桶読み

語源

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語義2:かつて(手書きで)帳簿をつける際に、通常は黒い字で、損失不足が出たときは赤い字で書いたことから。

発音

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名詞

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(くろじ)

  1. 黒いで書かれた文字
    • 真白い面に鮮やかな黒字で書かれた数字や、短針長針が、狭い角度で互に開いていた形が、奇妙にはっきり印象に遺った。(宮本百合子『私の覚え書』)〔1923年〕[1]
  2. (会計) 収入支出上回ること。
    • 国民所得を戦前の百倍として、税は百二十六倍払わなければならず、経済安定本部の数字によれば、それでも去年十一月には、国民の家計は黒字になるはずだったそうです。(宮本百合子『今年こそは』)〔1948年〕[2]

対義語

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熟語

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翻訳

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脚注

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  1. 青空文庫(2003年9月15日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3732_13079.html 2018年2月10日参照。
  2. 青空文庫(2003年6月4日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十五巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3276_10942.html 2018年2月10日参照。
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