Wikispecies:PR
Wikispecies:フリーの生物辞典の発展にご協力ください!
2004年の8月にウィキメディア財団は新しいプロジェクトであるWikispeciesを発表しました。Wikispeciesはオープンソースの分類学と生物学の情報フォーラムを提供するために作られました。
Wikispeciesのコンテンツ
Wikispeciesは科学者や生徒、教師といった真剣な関心のある人々の役に立つでしょう。Wikispeciesは他のウィキメディア財団のプロジェクトと連携することが意図されており、生物に関するWikipediaとなるべきではありません。WikiコミュニティにはWikipediaへの、誰もが避けたい、分岐を危惧する人々がいます。ですから、テンプレートは発展し、ガイドラインとして受け取られるべきです。結局はWikispeciesのユーザー次第ということです。
テンプレートは推奨される標準的なページの構成を示します。
TAXONAVIGATION:分類樹における最も使われているクレードを提供し、全生物種を通した案内となります。taxonavigation テンプレートは分類群のページの最上部にある"edit"から見つけることができます。テンプレートを使用するには{{Nameofclade}}
をタイプします。例えばこのように{{Aves}}
for birds, i.e. Aves.
NAME:オリジナル版に従った学名を提供します。使用例: Meles meles Linnaeus, 1758.
REFERENCES: Give the publication in which the original description of the species was presented. To find this, try these sites:
VERNACULAR NAMES: Give names of the species in other languages (see Help for instructions). Links to articles on this species in the particular Wikipedias will be added automatically, for example [[en:Badger]]
(links to the English Wikipedia on badgers) and [[de:Dachs]]
(links to the German Wikipedia article on badgers).
OTHER: Try to avoid other information. If you must, add it to the discussion page of the taxon. To preserve understandability for all languages, further information for a particular taxon should be put on the respective Wikipedia.
Wikispeciesのマイルストーン
2007年5月20日にWikispeciesは100,000記事を突破しました。このことはWikimedia Newsに記録されています。またWikipedia SignpostのTip Lineに掲載されています。2019年12月以降、700,000を超えるエントリーがありました。
2015年、姉妹プロジェクトであるWikidataと統合し、他のウィキメディア財団のプロジェクトと世界の学習者の間で構造化データを調整しました。
Wikispeciesの特徴
最終的にWikispeciesはどうなるのでしょうか。前述のように、このプロジェクトはかなりユーザーのリソースと知識共有の精神によっています。いま現在、インターネットには莫大な情報があり、様々なウェブサイトで見つけることができます。例えばwww.itis.govといった公的な情報源。他の素晴らしい情報源としてはwww.biolib.cz/en/mainといったものがあります。その他の多くの情報は著作権で守られており、利用者に優しくないか、ある特定の種に限られています。
これは2001年以前の百科事典とよく似ています。そこでWikipediaが登場し成功しました。Wikipediaは自己管理というコンセプトがうまくいくということを証明したのです。であれば、Wikispeciesも同様に価値ある情報源となり得るとおもいませんか。
利用者の関心によって提供されたコンテンツによってWikispeciesは、最大のオープンアクセスのイギリスの野生動物のアーカイブになり、ヨーロッパの全海洋生物の同定を可能にし、中学校の教材になり、地方の草の名前のアーカイブとなり、サンゴ資源へのウェブリンクが集まり、情熱的な爬虫類学者が自分のペットについて学ぶときの参考書となりました。あるいはシンプルに、この星の生き物への熱烈な関心を共有する、限りなく広がるフォーラムとなりました。
Wikispeciesがどうなるかはあなた次第です。我々は技術を提供します。あなたが見たいものを追加するのは、あなたです。
Let Wikispecies evolve!