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EDITOR'S LETTER
未来という名の建設現場──新年に寄せて編集長から読者の皆さんへ
「大阪・関西万博」の会場から考える、未来を一度かたちにしてみることの意義──新年に向けた特集「THE WIRED WORLD IN 2025」に寄せて、編集長・松島倫明からのエディターズレター。
By Michiaki Matsushima
テクノロジーの進歩がもたらすイノベーションと不安:2024年に最も読まれた10本のストーリー
街には海外からの観光客が溢れ、一見すると人々の暮らしは平穏を取り戻したかのようでもあった2024年。世界的には不安と緊張、分断が顕著でもある。そんな24年に「WIRED.jp」で最も読まれた10本のストーリーを紹介しよう。
By Daisuke Takimoto
『WIRED』で最も読まれた会員限定記事は:『WIRED』日本版が振り返る2024年(SZ Membership編)
未来を実装する「実験区」(スペキュラティブ・ゾーン)と位置づけた『WIRED』日本版のサブスクリプションサービス「SZ Membership」の会員たちが、今年最も注目した記事を一気に公開。
By WIRED STAFF
大いなる力で、時代の潮目を変えていく:アルスエレクトロニカ・フェスティバル2024 レポート
40年以上の歴史をもつアートとテクノロジーの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」。2024年のテーマは「HOPE」。アートとテクノロジーの交差点で生じた現地の熱量をレポートする。
By Kazuya Sano
CHILDREN’S HEALTH
子どもを大気汚染から守るため、ついに親たちが立ち上がる──特集「THE WORLD IN 2025」
大気中の粒子状物質が、子どもたちの発達に重大な影響を及ぼしている。健康を維持できる空気の質を担保するため、いまこそ化石燃料に依存しない持続可能な社会の実現へと動き出すべきだ。
By DEBRA HENDRICKSON
Trending Stories
Science
すぐそばにあるものに目を向ければ、もっと幸せに生きられる──特集「THE WORLD IN 2025」
生活のなかにずっとあってもはや気づかないものに目を向けよう。いいものはじっくりと味わい、改めてそれらの存在を感じよう。嫌なことはさっさと終わらせてしまえばいい。
By Tali Sharot
Gear
「DJI Mic Mini」は、コンパクトながら音質に妥協がないワイヤレスマイク:製品レビュー
スマートフォンのマイク品質を向上させたいなら、このコンパクトなマイクシステムが最初の選択肢になるだろう。
By Julian Chokkattu
Science
抗体が不老長寿のための有用なツールとなる──特集「THE WORLD IN 2025」
細菌やウイルスから身体を守ってくれる抗体。その特異性を医療に生かすため、研究者らは実験を重ねてきた。人間の老化を遅らせて、長寿を実現することはもはや絵空事ではなくなっている。
By Andrew Steele
Most Recent
夫の虐待を逃れた彼女はいま、サイバーハラスメントと戦う女性を支援する
暴力に苦しめられた自らの経験を元に、ニガット・ダッドはパキスタン内外で女性の社会的権利とデジタル権利擁護のために戦っている。
By Kanika Gupta
SNSから距離を置きたいという、人々の“本音”が見えてくる:『WIRED』日本版が振り返る2024年(ソーシャルメディア編)
ソーシャルメディア関連の2024年の動きを振り返ると、SNSから目を離せないが本当は距離を置きたい──という人々の“本音”が透けて見えてきた。SNSをめぐる混乱から新サービスの動向まで、最も読まれた記事をピックアップし、『WIRED』日本版が振り返る2024年(ソーシャルメディア編)としてお届けする。
By Daisuke Takimoto
EVへの逆風の“象徴”となったサイバートラック:『WIRED』日本版が振り返る2024年(モビリティ編)
モビリティ関連の2024年の動きを振り返ると、EVのネガティブな側面や存在感を強める中国メーカー製EVに関する記事が注目された。これらを含むモビリティ関連のよく読まれた記事をピックアップし、『WIRED』日本版が振り返る2024年(モビリティ編)としてお届けしよう。
By Daisuke Takimoto
REWIRED CHILDHOOD
デジタルネイティブの保護が企業の義務となる:ジョナサン・デヴィッド・ハイト──特集「THE WORLD IN 2025」
もはや保護者の力だけでは、不適切なオンラインコンテンツから子どもたちを守り切れない。ソーシャルメディアを運営・開発する企業がビジネスを見直すように、あらゆる対策が講じられるだろう。
By Jonathan David Haidt、Zach Rausch
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VOL.55 THE WORLD IN 2025
CONSCIOUS BRAIN
無意識状態が続く患者に本当は意識があるかどうかを測定する──特集「THE WORLD IN 2025」
無反応覚醒症候群患者のための重要かつ新しいライフラインと期待されるTMS-EEG法の臨床試験が進行中だ。意識の有無を確かめることは、最も難しい決断を下す場で重要な役割を果たすだろう。
By Christof Koch
"AI-native" Company
企業が人間とAIの最も効果的な組み合わせを見つける──特集「THE WORLD IN 2025」
AIは個人レベルのタスクの効率化に広く使われるようになった。これからは組織規模での活用が進み、人間とAIの協力を基盤に新たな価値を創造できる企業が成功を収めるだろう。
By Ethan Mollick
TECHLESS LIFE
Z世代が選択する「シンプルさ」が社会の本質的変化を促す──特集「THE WORLD IN 2025」
「過少消費」や「デ・インフルエンシング」、ワークライフバランス、そしてテクノロジーのない新たな環境などを求めるZ世代は、デジタルネイティブらしい価値観で現状を覆していく。
By Todd Eckert
PERSONAL AI AGENTS
擬人化されたエージェントが人々を操り始める──特集「THE WORLD IN 2025」
個人用のAIエージェントが身近になり、生活に深く入り込むようになる。一方で、その利便性の裏側にある精巧なシステムによって、人々の思考や行動が方向づけられてしまう危険性もある。
By Kate Crawford
SZ Membership
SZ MEMBERSHIP
SZ Newsletter VOL.268「2024年、『WIRED』日本版のサブスクリプション・サービスが届けたもの」
今年も200本を超える会員限定記事をお楽しみいただいたSZメンバーシップ(おかげさまで5周年を迎えた)。そのなかでも特に印象的で、年末の振り返りにふさわしい16本+αをピックアップ。2024年最後となる、編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
SZ MEMBERSHIP
Sakana AIが進化の先に見る“自然としてのAI”
生物の進化アルゴリズムを応用することで、従来の100万分の1のリソースで高性能なAIモデルをつくりあげ注目されるAIスタートアップのSakana AI。その先に見据える技術、ビジネス、そして社会文化的チャレンジについて訊いた編集長インタビュー。
By Michiaki Matsushima
SZ MEMBERSHIP
この植物ハッカーは、これまで見たことも(匂いをかいだことも)ない花をつくり出す
生物工学研究者のセバスチャン・コシオバは、大学に通う学費を稼ぐために植物のハッキングを始めた。現在はロングアイランドの自宅にある研究室から、遺伝子工学のツールを一般の多くの人々に届けたいと考えている。
By Matt Reynolds
SZ MEMBERSHIP
欧州スタートアップが集積する“ニュー・パロアルト”の革新的な都市群
ロンドンから列車で5時間以内の範囲にあるヨーロッパの都市の集合体が、シリコンバレーに対抗しうるユニコーン企業輩出拠点になるかもしれない、とテック系投資家のソール・クラインは言う。
By Saul Klein
MOST READ STORIES
未来へのインスピレーションはコチラ【耳】から!:『WIRED』日本版が振り返る2024年(ポッドキャスト編)
AIで埋め尽くされたCESから多元的未来を体感する特別講座の模様まで、『WIRED』日本版が2024年に配信し、最も聴かれた10本のポッドキャストエピソードを振り返る。
By Erina Anscomb
わたしたちを幸福にも不幸にもする、ポケットサイズから都市スケールまでの事象:『WIRED』日本版が振り返る2024年(ウェルビーイング&メンタルヘルス編)
デジタル機器やSNSが子どものメンタルヘルスに与える影響や、人の健康と建築にまつわる記事を中心に、『WIRED』日本版が2024年に公開し、最も読まれたウェルビーイング&メンタルヘルス関連の10本の記事を振り返る。
By Erina Anscomb
黒いレゴで黒人の歴史を表現するアーティストの使命:『WIRED』日本版が振り返る2024年(VIDEO編)
ガーナ系カナダ人アーティストがレゴで生み出す傑作の裏側や、殺人事件を多角的に解説する犯罪学者のビデオを中心に、『WIRED』日本版が2024年に公開し、最も視聴された10本の動画を振り返る。
By Ritsuko Kawai
GADGET
空想と退屈さを求めたのはなぜ?:『WIRED』日本版が振り返る2024年(ガジェット編)
2024年もたくさんのガジェットが登場し、WIRED.jpでも多くのレビューやレポート記事が掲載された。その大半はワイヤレスイヤフォンにスマートフォン、スマートウォッチなど。いずれも間違いなく性能は進化はしているし、デザインだって洗練され続けている。が、よく読まれた記事を振り返ってみると、気になることがあった。『WIRED』日本版が振り返る2024年(ガジェット編)。
By Satoshi Taguchi
「豚の屠殺詐欺」と呼ばないで。オンライン詐欺の呼称についてインターポールが警告
専門家によれば、オンライン詐欺の通称「豚の屠殺詐欺」は被害者をさらに苦しめ、通報しにくくさせる可能性があるという。インターポールは、機関の資料を修正し、用語を置き換えるという。
By Lily Hay Newman、Matt Burgess
外惑星の大気を観測するNASAのプログラム「OPAL」、その10年間のデータから明らかになったこと
米航空宇宙局(NASA)がハッブル宇宙望遠鏡で外惑星の大気を観測するプログラム「OPAL(Outer Planet Atmospheres Legacy)」が10周年を迎えた。これを記念してNASAが公開した画像に基づいて、外惑星である木星、土星、天王星、海王星の大気について明らかになったことを解説する。
By Shigeyuki Hando
『WIRED』日本版編集部が選ぶ、2024年12月に公開した注目の5記事
この12月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、量子コンピューターや米文学の旗手リチャード・パワーズの新しい小説『Playground』に関する記事など、編集部が注目した5本のストーリーを紹介する。
By WIRED STAFF
本物の「深夜食堂」を探す旅
大ヒットドラマ「深夜食堂」に登場する店は、まったくの架空の居酒屋だ。さすがにそれは知っていたが、米国から東京を訪れたライターであるわたしは、とにかくその店を探すことにした。
By Joe Ray
SF映画に人が集まらない現状は、かえって好都合かもしれない!?:『WIRED』日本版が振り返る2024年(映画編)
国内ではマンガ原作もの、海外ではフランチャイズ作品が人気を博した2024年。人気のIP(知的財産)が「トランスメディア」化するにあたって、映画が引き続き重要なメディアであることは喜ばしい限りだが、こと国内においては、かつてほど「SF映画」に人が集まっていないことが気になるといえば気になる。2024年、オンラインで最も読まれた10本の映画関連記事のなかに、SF作品は何本含まれているだろうか?
By Tomonari Cotani
2025
2025年の最重要キーワードを一挙紹介!:特集「THE WIRED WORLD IN 2025」
世界中のビジョナリーや起業家、ビッグシンカーたちがキーワードを掲げ、2025年のトレンドに迫る年末年始恒例の人気企画「THE WIRED WORLD IN 2025」がスタートした。必読となるその中身は、こちらのオンライン記事一覧、または雑誌版からチェックできる。
By WIRED STAFF
IDENTITY FUSION
過激思想と闘うために「アイデンティティ融合」のメカニズムを知る──特集「THE WORLD IN 2025」
過激思想の急進化を促すソーシャルメディアのメカニズムは、相互理解を生み出すことにも活用できる。過激思想に対抗するためには、人の心を「平和的な方向へ」と動かす方法論が必要だ。
By Harvey Whitehouse
EVのバッテリーは予想以上に長もち?:2024年12月に最も読まれた10本のストーリー
この12月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、現代天文学の最前線や電気自動車(EV)のバッテリーに関する記事など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。
By Ritsuko Kawai
AI搭載ロボットを暴走させる「脱獄」攻撃の危険性
米国の研究グループが大規模言語モデル(LLM)を搭載した複数のロボットをハッキングし、危険な行為へと誘導する実験に成功した。研究者たちは、LLMとロボット技術の融合の先にある深刻な問題について指摘する。
By Will Knight
たとえApple Vision Proの購入予定がなくても、空間ビデオは撮っておいたほうがいい:『WIRED』日本版が振り返る2024年(空間コンピューティング編)
2024年は、日本における「空間コンピューティング元年」だった──。いつの日か、テック/カルチャー/メディアの書にそう記されることは間違いない(Apple Vision Proが日本で発売になったことは、まぎれもない事実なのだから)。『WIRED』日本版は、「元年」をどう伝えてきたのか。最も読まれた記事10本で振り返る。
By Tomonari Cotani
ELECTRO-DIPLOMACY
ビッグテックは安価な電力を求め、世界を奔走する──特集「THE WORLD IN 2025」
大量のサーバーが並ぶデータセンターは、膨大な電力を必要とする。それが、どのように生み出された電力であるかは二の次だ。
By Azeem Azhar
未来に向けて、社会的共通資本をリジェネレートすること:「宇沢弘文没後10年フォーラム」レポート
9月下旬、国際連合大学の地球環境パートナーシッププラザにて、「宇沢弘文没後10年 社会的共通資本 いままでの30年 これからの30年」と題した記念フォーラムが実施された。社会的共通資本の理念から、いま、世界に提案できることは何か? ゲストスピーカーとして登壇したキュレーターで批評家の四方幸子が、当日の議論を振り返る。
By Yukiko Shikata
1000年の都のインスピレーションで進化する「カーム・テクノロジー」
人間がより人間らしくいられるための「カーム・テクノロジー」というデザインアプローチ。その支持が、静かながら確実に世界に広まっている。11月、Calm Tech Instituite創始者、アンバー・ケースが京都を訪問。同地に同団体初の海外拠点を開設したことと、新たな認証プログラムがスタートしたことを報告した。
By Nobi Hayashi
科学のパラダイムシフトと陰謀論:『WIRED』日本版が振り返る2024年(サイエンス編)
深海から火星、あるいは量子や原子や遺伝子まで、WIRED.jpで今年紹介したサイエンス関連の記事も発見や探求で溢れていた。そのなかでもよく読まれた記事をピックアップし、『WIRED』日本版が振り返る2024年(サイエンス編)としてお届けする。
By Michiaki Matsushima
THE RIVER
リスクテイカーが実践する13の習慣:ネイト・シルバー──特集「THE WORLD IN 2025」
ポーカープレイヤーからべンチャーキャピタリストに至るまで、訪れたチャンスを最大限に活用し、成功の可能性を高めるためには知っておくべきマインドセットがある。
By Nate Silver
AIを旅の道連れに、東京で過ごした48時間
あらゆる場面で、AIと友だちのようにやりとりすることが増えてきた。日本へのひとり旅に、AIフレンド兼ツアーガイドを連れて行ったらどうなるだろうか? ニューヨークを拠点に活動するライターが試してみた。
By Esme Benjamin
「機能的に満たされている時代」に“ハック”する意味とは?:CREATIVE HACK AWARD 2024 授賞式レポート
今年で12回目となるCREATIVE HACK AWARD。多くのクリエイターを輩出した歴史あるドメインである本アワードの授賞式が、2024年12月18日に開催された。「なにを、なぜ、いかにハックしたか」というシンプルなルールのもと、本年も審査会や授賞式での審査員の講評をもとに振り返っていく。
By Rie Noguchi
END FOSSIL FUELS
化石燃料をめぐるナラティブは「排出削減」から「段階的廃止」へ──特集「THE WORLD IN 2025」
「排出削減」という言葉は、もはや役目を終えた。現実から目をそらす婉曲表現がグリーンウォッシュの道具と化しているとして、科学者や政策立案者は「石炭、石油、天然ガスを終わらせる」といったフレーズを使うようになるだろう。
By Genevieve Guenther
THE REGENERATIVE COMPANY AWARD 2024
“食べられるランドスケープ”で、人と自然、人と人との関係を再生する──リジェネラティブ・カンパニー・アワード2024【Green Neighbors】
「フード(食)」と「ランドスケープ(景観)」を組み合わせ、都市に食べられる緑の空間「フードスケープ」をつくり出すGreen Neighborsは、人と自然のみならず、人と人、人と都市との関係性をも再構築しようとしている。【リジェネラティブ・カンパニー・アワード2024選出】
By Rina Horisawa
ANTIBODY APPLICATIONS
抗体が不老長寿のための有用なツールとなる──特集「THE WORLD IN 2025」
細菌やウイルスから身体を守ってくれる抗体。その特異性を医療に生かすため、研究者らは実験を重ねてきた。人間の老化を遅らせて、長寿を実現することはもはや絵空事ではなくなっている。
By Andrew Steele
EV製造のための工場大改修。ジャガー・ランドローバーが描く未来のクルマづくり
英国にある歴史的なヘイルウッド工場が、電気自動車(EV)の生産拠点として生まれ変わった。ジャガー・ランドローバーは最新鋭のロボット技術と設備で、未来の自動車製造を牽引しようとしている。
By Alex Christian