勉誠出版

文学・時事・社会問題の分野の日本の出版社

勉誠出版株式会社(べんせいしゅっぱん)は、日本出版社1967年昭和42年)設立[1]。主に文学時事社会問題の分野の出版を手掛けていた。

勉誠出版株式会社
Bensei Publishing Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0051
東京都千代田区神田神保町 3-10-2
(共立ビル 7階)
北緯35度41分49秒 東経139度45分15.7秒 / 北緯35.69694度 東経139.754361度 / 35.69694; 139.754361座標: 北緯35度41分49秒 東経139度45分15.7秒 / 北緯35.69694度 東経139.754361度 / 35.69694; 139.754361
設立 1967年昭和42年)
業種 情報・通信業
法人番号 6010001028793 ウィキデータを編集
事業内容 時事・社会問題
文学系書籍
雑誌編集出版
代表者 池嶋洋次(代表取締役
従業員数 17名
関係する人物 諏訪春雄(GYROS編集責任者)
立松和平(主な著者)
外部リンク https://bensei.jp/
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創業から55年の長きにわたり人文学系学術書の出版に携わってきたが、社主も高齢となり閉業を考える必要が出たことから、勉誠出版株式会社 編集部部長であった吉田祐輔[2]を代表取締役社長として2021年令和3年)「株式会社 勉誠社」を設立し[3]、業務の一切を今後も同様に継続することとした。「勉誠出版 株式会社」のスタッフを「勉誠社」に引き継ぎ、書籍制作・編集・営業等の業務を進めてきたが、2023年より全業務を「勉誠社」にて執り行う運びとなった。「勉誠出版 株式会社」の既刊書籍についても、引き続き取り扱いを継続している[4]

概要

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「不易流行をふまえ前向きに生きる」「人に対して誠実」「仕事に対して誠実」「社会に対して誠実」「世界に対して誠実」を理念として掲げる[1][3]

文学ジャンルでは、『世界児童・青少年文学情報大事典』『宮沢賢治事典』『太宰治事典』『菅原道真事典』『太平記』『チェスター・ビーティー・ライブラリー』などといった事典・辞典や研究書、その他の一般書を出版している。時事、社会問題の分野では、『精神医療の静かな革命-向精神薬の光と影』『図書館経営論』『グローバル化時代の日本人』といった通説的な視点とは別の視点で問題を取り扱う出版物が多い。

1999年2月新免康編「越境する新疆ウイグル」より刊行が始まった『アジア遊学』[5]は、2019年現在、242号以上まで続き、アジアの文化・歴史・社会その他に関するユニークな論文集のシリーズとなっている。2004年平成16年)4月10日には、季刊誌「GYROS(ジャイロス・既に休刊)[6]」を刊行。

脚注・出典

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外部リンク

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